「カーショップ」
ガラス越しの日差しに
車のメンテナンスを待つ
わたしの皮膚は
夏を思い出している

しょうもない万国旗
有線放送のあいまいな音楽
つけっぱなしのテレビジョン
切り取られた日常は
現代アートの亜空間