「慟哭」
悪夢を見た
死霊に襲われる
苦い口づけ
痛恨と悲しみが
挿入される感覚
彼が
わたしを選んだ理由がわからない
誰でもよかったのかもしれない
あるいは
彼は私自身だったのかもしれない
恐怖よりも
彼と同化していく
自分の肉体に素直になっていた

(ホラー映画は苦手なんだけどなあ)