「下天は夢か」(四)
2月になり、すこし温かい日が戻ってきました。
勿論、2月は寒いに決まっています。
が、ちょっと日向ぼっこも嬉しいものです。
明日は散歩に出かけよう!



「下天は夢か」(四)ISBN4-532-09787-8
津本陽 日本経済新聞社

(四)まで来ました。なかなか「大変」です。文体が独特なのでしょうか、難儀しています。

「長篠」p.5-、「安土の天主」p.68-、「地上の神」p.136-、・・・、と続きます。
そして、最後は「本能寺」です。

あらすじは書く必要も無いくらい有名な信長。
でも、
読んでいると、
今まで知っていた信長と、ちょっと違う信長も出てきました。

信長は「将軍」(征夷大将軍)にもならず、
天皇家の外戚になることもなく、
天下を治めた不思議な武将です。

「長篠」
包囲された城から抜け出し、信長に援軍を求めに走った
鳥居強右衛門。
役目を終え、城に戻るとき包囲軍に捕まり、命が危ない。

この話、かなり、紙面を割いています。
作者は、鳥居強右衛門の生き方に
当時の武士の生活基盤の様子を描いているようです。

編集 ojisaninomoide : 将軍で無いのに、官僚を使いこなし、政を仕切るのは? どういう仕組みで政治が動いたのか、興味があります。
編集 ojisaninomoide : 最後の本能寺、あっさりしてました。やはり、明智の謀反の理由は不明でした。残念。
編集 テラマチ : 官位を辞退する武将 当時の常識では考えられない事ですね 朝廷の さぞや対応に困ったことでしょう
編集 yuma : 今日はお散歩日和でしたね。信長さんもいろいろアレンジされますね。でも最後の本能寺は外せない