梅雨の晴れ間
晴天を喜んで娘が洗濯機に放置の中味を干し終わった頃だろう。「暑い!」と我が家に戻ってきた家内。
それ程暑さを感じる頃でもない午前10時である。それを知らないから、「熱でもあるのではないか」「蒸すけど暑いほどではない」と仕事場へ戻った。
隣のご夫婦が何時もの生菓子を持参で来てくれた。留守宅の雑草を掃除に来たのだった。
庭の木々の引き受けてを知り合いの業者に話し位置いたが、移植時期ではないから秋まで来ないかもしれないと伝える。
こちらへ草茫々にすると蚊の被害が心配と暇を見ては来てくれる。
勿体無い枯山水の庭である。主のいなくなったそれは伸び放題だが、10万円の手入れは勿体無いという当然である。
4人でお茶をしながら話し込んだ。
こちらと同年齢の一人娘さんが隣にもいる。聞くと良く似た言動に、時代がそうさせることを知った。
二人とも薬科大学卒だから、旦那は専門職。娘さんは子トラと同じ二人目の子供持ちである。
別々に住んでいるが、病弱のお母さんを頼りにして、最近パートタイムの仕事を始めたらしい。
「一寸来て」と呼び出されることの連続のようだ。