私自身 �W
ひとりひとりの存在は 生命の連続性に
かならず役割を果たしている
どんなところに
どんなかたちで生きていようと
ひとりの存在があるとき
それだけで意味がある
自分自身がおこなう自己評価とはちがい
いろんな意味において役割を果たしている
役割の対象は人間だけではない
存在するということは実に多種多様な
影響を周囲にあたえているといっていい
息をしたり 服をきたり 立ち上がったり
座ったり 草をふんだり 水をまいたり
ひとりでいようが 寝ていようが
どんどん役割を果たしているのである
何億かの確率で受精し誕生した命である
意味はおおきい
また周囲にとって おおきな役割を果たす時は
長い人生のなかで 数度は訪れるもの
いつ訪れるかは個々のおかれている環境で違いはあるけれど
自分でも気づいていない能力が 
ためされたり もとめられたりする
ふつうにしておればよい
背伸びする必要もない
さぼってもよい
いつかおおきな役割を果たす時がやってくる