「幽霊はテニスがお好き」赤川次郎
本日は寒く、天候もはっきりしません。
のんびり、気ままな読書。



「幽霊はテニスがお好き」赤川次郎(中公文庫)【短編6作品】
とても楽しい幽霊が出てきます。
赤川さんが描く幽霊は面白い。
ある人には見えて、ある人には見えない。そんな幽霊が出てきます。

①「本日も死亡ゼロ」
  ある街の事。5年間、死亡事故が無い。
  県から表彰される(と町長は信じている)。
  10年間、町長としてがんばってきた(規定で再任は10年まで)。

  この町長、お酒が好きで、……が好き。
  というわけで、いろいろ事件が起きてしまいます。
②「白馬の王子」
③「金メッキの英雄」
④「待ちわびる女」
⑤「逃亡の果て」
⑥「幽霊はテニスがお好き」
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 ⑥「幽霊はテニスがお好き」の幽霊は、
  死んだときから歳をとらないので、若いまま。
  その可愛い幽霊が、自分が死んだ理由(誰に殺されたのか)を知りたいので、
  テニス合宿の下見に来た3人組の一人に、調査を依頼します。
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今回も赤川さんの短編集。幽霊ものです。
幽霊は美人と相場が決まっているようで、
可愛い幽霊が(若いままの、死んだときの年齢で)登場して、
「真実」を知ろうとします。

編集 ojisaninomoide : 後から殴られて、犯人は見てないようです。
編集 yuma : 面白そう。幽霊でも自分が誰に殺されたのか分らないんですね。