「新・忠臣蔵」全4巻 その2巻目
2巻 p.134

大石(元家老)が京都・山科に移転しました(単身)。
息子がたずねてきました。

吉良側では、大石の所在を知りたい。
大石側では、吉良の所在を知りたい。

さて、これからどうなるのか?

討ち入りまでは、まだまだです。


小説を読むと、もうこの時代、江戸幕府の権威はがたがた。
家康時代の「武家」の気風などどこかにとんで、
「お金」「お金」の世の中・・・という感じ。

生類哀れみの令なんて、なんで「まかり通る」のか不思議。
「わいろ」横行の時代に、
浅野家は賄賂を使わなかった・・・という設定。

浅野のお殿様は すごくできたお殿様という感じ。
そんなこと、あるのかなあ???


とにかく、「小説家、見てきたような○○を書き」という感じです。

----■ 追記 ■----
大石さんの奥さんが、子どもを連れて
山科に来てしまいました。
大石さんが呼ばないのに来てしまいました。

奥さん「あら? 女の人はいないの?」
大石さん 「ごらんの通りだ」というわけで、
おめかけさんをおいてなくて良かった、よかった。

編集 ojisaninomoide : 小説では、このあと、お子さんが生まれるので、奥さんは里帰り。その後に美人の「女中」さんがきます。
編集 yuma : へ~はじめから家族で移り住んだと思ってたんですがそういう経緯だったんですね。