「新・忠臣蔵」全4巻 その2巻目
p.414~
この辺は、女性のために「盟約」「血判状」から離脱した人の話が出ています。

「暗殺」「敵討ち」ですから、家族にも「内緒」。
秘密を守らなければいけません。
しかし、
男は駄目ですねえ。ポロポロもれてしまいます。

酒を飲んで女の人にペラペラしゃべったり、
女の人を好きになり「婚約」ということになったり・・・。

江戸の物好きたちが「いつあだ討ちか」と興味しんしんの時に、
「じつは、我々は、大石殿を盟主に、○月○日に討ち入りの覚悟である」なんてしゃべれば
すぐに江戸のおしゃべりさんにばれてしまう。

当然、幕府は「徒党を組むはご法度」と一網打尽。
磔、落命ということになる。

本当に男は「女性」に弱い。
格好をつけたがる男は(あだうちの仲間に入れるのは)危険。

2巻目 終了。
浅野様(ながのり・長矩さま)の弟、浅野大学さまは
広島の浅野家へお預け(浅野の本家から外に出られない)。

ということで、浅野(長矩)家の再興は絶望。お家は滅びました。

同士たちはいよいよ「浅野のお殿様(長矩)の敵を討つ」「吉良(よしひさ・義央)の首をとる」ことになります。


2巻は男女の問題が盛りだくさんでした。
大石さんの愛人(美人の女中さん)のお腹も大きくなりました。

奥さんにもばれてるし、大石さん、大丈夫かな?
息子さんから軽蔑されそうですが・・・。

息子さん、15歳。ちょっと(?)年の離れたきょうだい(弟)ができました。

編集 ojisaninomoide : 小説家はいろいろ「演出」「脚色」してくれます。男女の会話など、記録が残っていないのに、再現されていて、楽しめます(見てきたようなウソをつき・・・の世界です)。追記/ 年の離れた弟は、奥さんのお子さんです。美人の女中さんのお子さんはもうじき、生まれるようです。
編集 yuma : あらま、結構ドロドロ。テレビでは綺麗な部分だけなのにね~