純粋な子供の心
明日からの勤めと学校があるからか外出から早く帰った娘一家。感心していると、婿は夕方出かけて、得意先と旅行。

娘は美容院だという。風邪も治らないのにどうしてとおもったら、来週父兄会があるからだという。

子供二人が留守番。門を見れば鍵を掛けていない。そして夕方私に美容院へ迎えに来て欲しいという。

孫たちは散らかり放題の今をせっせっせと片付けている。見事に整然とした。ご褒美に紅茶とケーキを持っていく。

娘を車中に「子供たちを褒めてやりない」というと「あなたたちが散らかしてばかりいるからママが病気になるといっておいたの」という。

母親を心配して、懸命に二人が部屋を片付けたと思うと、嬉しいやら、切ないやら。複雑な気持ちだ。

子供にとってはどんな親でも大切なのだ。昼はマクドナルド、夜は好物とはいえ、明太子を入れて焼いたパンを買って帰る。

家内に言って、我が家の出来立ての味噌汁をもって行かせた。
孫娘はお代わりして、食べてくれたという。

病気を理由に掃除をさせて、食事は手抜き。甘えているのは親のほうである。

純粋な子供の心をもてあそぶ親は許せない。と言っても、注意したって直らない。

近くで見守るしか方法がないのである。