エッセイ
1.ゆきのなかを走った 体温でけしながらも けしながらも ゆきはジブンに寄り添ってくる こんなボクでいいの キミの最後を迎えていいの

2.ひとつひとつに感じるゆきの存在を ボクはだいじにだいじにこころに染み込ませた

3.どこまでもひろがるほろ酔いかげんの僕の問いと答え

4.ひとの気持ちに至るまでの じぶんの中のハ-ドルに苦戦する

5.愛情が この僕の不連続な円周をまわりながら かたちを整えてくる 妙であるが

6.そこにいるというだけで 君の街が浮かんでみえる そこに近づいていくだけで 素敵な音楽がからだじゅうをかけめぐる そんなおさない自分を押しとどめることも思いつかずに

7.現実には現実のじぶんがよく似合い 理想にはむしろ凡人のじぶんがよく似合う