エッセイ
1.透明の壁に身を隠し 照明の当たる舞台に身を潜める 気持ちと衝動の後戻りできない悲しさが 逆にくっきり見えてきてしまう

2.ゆるされなかったんだろうねぇ。 この空間での会話において 親しみのうえでのジヨ-クでさえ君にはパニックにおとされるほどのカラカイにうつったんだろう。みんなに真剣だった自分が笑われているとでも思ったんだろうか それまでの実直さを捨てて 自分のプライドをかけて 相手の全人格を非難し始める。深い親近感が濃い憎しみに変換される瞬間なのであろう。一旦自分の世界が壊された気になると 非難のやりかたに苦言やいいさとす人達は自分を理解しない敵という捉え方をして排除しようとするし いつの間にか自分流が通らぬ世界を荒らしてウップンをはらそうとするのである。孤立を隠しすごい後ろ盾の存在を誇示しょうとしたりで 逆に自分の弱さを露呈し悪人を演じ続けるしか道がなくなるのである。

3.ゆるやかな運命の河は静かにやさしく岩をも包みながら流れてゆく。この先の曲がりや落差を気にせずに 今を味わいながら流れてゆく。