脳裏に至る林道
あたまの中には
いつも風が吹いていて
よどんだり 渦巻いたり

ぼくはさわやかな外気が好きなんだけど
世の流れは 煙っていて
いつも窓を開けている訳にはいきませぬ

風はさわさわと いま行き場所を
探しています
すっと通り抜けられるような
つぎの行き場所を
探しています