深夜発 自由なメモ
1.心の再起動
  そのために 出掛ける
  良心のフリーズ
  自己嫌悪の解凍


2.何かと アートを求めている
  理屈だけではないもの
  日常のデジタルな
  そういう感覚を
  消してしまいたい


3.なんで自分の中で
  すべてが整理できないんだろう
  誰かを頼って
  余計にややこしくなってきた


4.それぞれの道
  それが多すぎて
  迷うしかないみたい


5.大きなゴミ箱
  くちの広いゴミ箱
  蹴飛ばしている自分
  なんて思われてるんだろう ゴミ箱に


6.時間切れの自由時間
  いったいどこが自由なんだろう
  枠に閉じ込められた自由
  あぁ こんなのしか世の中にはないなぁ


7.有名な砂粒
  あのゴジラがはじめて上陸した海岸の砂
  すごい価値があるらしい
  いま公園の砂場に落とし 
  探している


8.すねた夕闇が
  なかなかここに訪れない
  ツリーに灯がともる時間なのに
  どこへ行ったんだ夕闇
  来てくれなきゃ困るのに
  
  夕闇はずっと昼寝していた


9.地球にセリフがあった
  月は無言の役だった
  星はキラキラとうしろで言うだけ
  
  はじまった
  まずは太陽から
  ジュン!
  そこで幕は閉じる
  アチッ!
  これが我が地球の唯一のセリフだった


10.これでも充分平凡な人生なんだろうなぁ
  全体からみれば
  ほんとにたいした事のない
  平平凡凡な人生なんだ
  それにしても 何なんだ
  この荒波の多い日々は