おとなの詩集  晩秋続篇 1
1.すごい状況になっていきそう
  やはり不況時代ってこともあるし
  やはり無責任の風が吹き荒れるし
  強風なのか
  台風なのか
  竜巻なのか
  こんな時代にも平穏に暮らせる
  道もあるんだろうか
  そういうように見えるひとはいるし
  羨ましがってる場合じゃないが

2.こういう時はどうなんだろう
  防衛本能が働くんだろうか
  生き方そのものにも免疫はあるのだろうか
  いやいや ただただ
  訳も分からずに
  ドラマ見ているように
  じっと身をひそめているだけ
  なんだよな

3.僕はギリギリが好きなんだろうか
  結構いっぱいいっぱいのところで
  暮らしている
  案外のんきにやっている
  右脳を頼りに生きている
  時折左脳にほれぼれしながら
  僕は本当になんでもあるところへ
  いくまで放っておいて
  ようやく行動にうつす
  僕は自分を ギリギリスって呼ぼう