2004年06月の記事


根室半島南東沖?M5以上の地震雲出現! 24日の赤味強い三日月
◆◆6月24日(木)日没、空知支庁/砂川市より観測◆◆
 

 会社からの帰宅途中、砂川市から午後19時40分過ぎに二分割状雲を観測。久し振りに両端の山並みを貫くほどの大物でM5は確実と思われる。指向方位は方位角94-274度で、最も疑わしきは94度側の根室半島南東沖付近の方位。発生規模はM5.5以上も十分可能なレベル。直前型36H以内の場合が多い。

 僅かに覗いている、日没時のブラッドグローの赤焼け(上1枚目の画像)も不気味な印象。前夜に突然、阪神淡路大震災前夜の真っ赤な満月画像を緊急スキャナーアップしたが、実は金沢に移転されたZACO氏による23日19時撮影(SOSサイト内)など、23日には大震災に匹敵するかもしれない赤味を帯びた三日月が見られていた。月の赤色化がイコールで地震前兆ではないが、前兆エアロゾル説も赤化要因の一つとしては嘲笑しないほうが良いだろう。未解明な段階では大震災前夜の真っ赤な月も気になる教訓とすべきだと思う。
 この昨年発売された雑誌掲載の写真(06/24 03:33更新画像)だが、恐らく私の知る限りではネット上初公開であり、一級の宏観資料ではないかと思う。

■■5月22日(土)朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲05/30 19:40 44.0N 147.7E 60k M5.1 択捉島付近/震度2
 『22日(土)朝の7時半過ぎ観測。目測にて千島列島方位に指向する断層状雲が滞空していた。規模は両端側が山並みに隠れて把握しにくいがM4.5以上の可能。方位的には21日深夜にもM4.7/震度4を記録して頻発地震が続いている網走地方にも該当することから注意が必要だと思う。(観測地/奈井江町)』
(2004 05/25 02:42 更新)
――結果考察――
 震源方位、発生規模共に妥当なもので一週間後の発生も平均的な結果。尚、更に翌31日千島列島で発生のM5.0/150Kの稍深発地震についても、数日前にこの地震の前兆らしきを捉えたが、ただ大雑把に東空-西空ライン程度というものだったので特に記述していない。一部同僚には東側震源M5の深発前兆とだけ教えていた。▲05/31 11:57 45.7N 149.8E 150k M5.0 千島列島/震度1
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これが大震災前夜の真っ赤な満月!!
No 2003.vol.96月刊anemone11月号
 「空は危険を知っている--雲がつげる地震のサイン!」より
 これまでスキャナーはOS-XPとなってからは使用できなかった。ここ最近になってやっとブラザーのFAXカラーコピー機のスキャナー機能を立ち上げたので、阪神淡路大震災前夜の真っ赤な満月画像をスキャナーアップしてみた。(撮影は平成7年1月15日20時ごろ、千葉県JR東船橋駅から)


 23日の朝、天気雨がまさに降っている最中なのか?ちょっと過去に見た記憶のないような、町の周囲一体がそのまま虹色に輝いている状態を目撃した。必ずしも地震前兆と関連づけるつもりはないが、インパクトがあって気になった。虹の出現地域はおそらく浦臼町の黄臼内付近と思われる。
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深発前兆か?
 昨日、15日朝の午前7時半過ぎ奈井江町から観測。たぶんにM5程度の深発(やや深発含む)地震と見られる前兆を確認。震源方位ラインの特定は困難だが、ざっと南空−北空方向か?南南西方位かもしれない・・。大抵、数日内には発生する傾向。
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十勝南部の内陸で地震 死で利益に預かるゴータマに反した仏教
06/08 21:29 26.1N 127.5E 20k M4.1 沖縄本島近海
06/11 00:19:57 55.77N 159.96E 184.4 6.9M A ロシアのカムチャッカ半島
06/11 03:12 42.3N 143.2E 60k M5.4 北海道南部の十勝地方南部/震度3


 当地周辺が揺れる場合は遠方の強い地震の可能性があるが、昨日の勤務中、3人もの同僚から未明の3時過ぎに地震があったと知られた。震度3以上の地震が発生した場合には私の携帯には間もなくメール情報が着信する筈なのだがそれはなかった・・。しかし、帰宅後に確認したところ、最大震度3の十勝地方南部を震源とする内陸地震が確かにあったと分った。どうやら、手作業のメール送信にて不備があったようだ。震度情報を見ると揺れたと主張してきた同僚たちは何れも震度2を記録した地域に在住している。ちなみに私の住む上砂川町は震度1で、震源より更に距離がある滝川市は震度2となっている。ここに地盤の強弱が現れているようだ。
 勤務が忙しくてめっきり観測時間も激減、さっぱり有用な情報を提供できなくなってしまった・・。3日朝、仰角が高くて珍しい位置に滞空する波模様を伴う断層形状を見た。目測としてはカムチャツカ半島−沖縄ラインのようで、結果は8日夜発生の沖縄本島近海M4.1ではなかったかとみている。出現した地震雲の規模とレベルから、11日(日本時間)のカムチャッカ半島M6.9ということはないと判断する。
 全く、まともな観測報告は上げられなくなってしまったが、今後は些細な内容の感想程度でも更新したい。

 余談、10日夜にNHKで放送された「難問解決!ご近所の底力 ---大解決!お葬式の不安」を見たが、お葬式に余分なお金をかけないこじんまり葬や個性ある自由な葬式の普及に大賛成する。常々、思っていながらまだ書いてなかったが、私もいつ不慮の死を遂げてもいいよう、希望の葬式などについては自分のノートにちゃんと書き記しておきたい。
 いつもながら特に気に入らないのは戒名をつける社会の慣例。中には百万以上という放題な布施料を頂戴している寺もあるというが、まったくもって馬鹿げている。あまり書くと、再び伝統信奉者らからの非難が煩いのでしないが、そもそもが生前、仏教のブの字も知らなかったような故人が突然、どうして死後には仏門に入れるとするのか理解に苦しむ。それを仏教なんかに関心すらない遺族らが亡き故人の仏門を願って高額なお布施を寺に払っている。それを取っているところが元凶なのだが、なんと院殿号となると数百万〜だという。
 法名(戒名、法号)は元々、生前の内につけられるもので信仰や寺への貢献度に応じる。売買の対象ではない。
 ハッキリ言わせてもらえば、人間は名前が変わろうと実態(本質)が変わるものではなく、法名戒名に価値を置こうとすることそのものが根本的にズレている。オウム教団のようにホーリーネームを打ち出すところがあるが、本来、ゴータマ仏陀の時代には出家者すら法名なる改名の習慣はなかった。また人の死によって放題な利益に預かろうとする行為そのものがゴータマの教えに反しており、肉体の死などには無関心・無執着を説く原始教団においては当初、葬儀という行為すらもなされなかった。

 自分が死んだらどんな葬式にしてもらいたいか?それを考えてみるのも結構、楽しいネ♪
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