----お 願 い----
現在、このウェブサイトは
過去ログ保存用に過ぎず使用していません。

申し訳ありませんが、勤務が多忙で活動は細々としています。
地震雲に関するご意見や情報についてはこちらにお願いします。
http://crystal3.kt.fc2.com/zantei.htm
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動物の異常行動と大地震
 こちらは突然の降雪にて一気に冬景色。この降り始めの時期が特に滑るので、通勤時の車の運転もまさに命懸です。ここのところ勤務も忙しく、観測/検証も進まない状況のままで、ついに本格的な冬の時期へと突入しました。これから雪解け時期までの長い間は、殆ど地震雲観測には適さない空模様になります。
 最近の私は、各サイト閲覧と情報収集も困難になってきていますが、当サイトへと直接もたらされた情報や画像については必ず目を通せますので、こちらの掲示板やメールにてお知らせ下さい。質問や内容によってはなるべくコメントしたいと思います。地震雲画像の投稿はたとえ方位などが判らない場合でも、お気軽にご利用下さい。
 これまでメールで返信できなかった皆様、本当にゴメンナサイ。今後、時間を見つけて少しずつはじめたいと思います。

 昨夜のTV放送、テレビ東京系列『教えて!ウルトラ実験隊』の「“地震予知”はどこまでできるのか?」をご覧になったでしょうか? 
 動物の前兆反応について、国立極地研究所名誉教授/神沼 克伊氏(東大地震研究所出身/理学博士-地震学/火山学専門)からは、案の定といえる辛口な意見が出ていました。つまり、動物の異常行動があったという証言の殆どは地震発生後に出てきたものばかりであること。そして、“いつ/どこで/どのくらいの”地震があるのかという、この三要素を満たすものでなければ「地震予知」とはいわない、といものでした。
 もちろん、その指摘する意味は理解できるけれど、しかし、そうやって話を否定的に捉えて消去する限りは、今後も決して地震予知は確立できないと思う。ただ完璧さを追求して捨て去るのではなくて、可能性を見出してそれを拡大すべきです。
 事実、大地震の前には地殻から電磁波が放射されること。そして、動物たちが電磁波に激しく反応することも実験ではすでに確認されているのです。どうして、もっと掘り下げて研究しようとすることなく、アッサリと切り捨てようとするのか?尊い人命という課題からすれば、決してそういうことにはならないと思うのですが・・。
 たとえ今、目前で見られている動物の異常行動がそのまま地震前兆かどうかまで判らなくても、その可能性を含むという事実がある。1件、2件では何ともいえなくても、その報告が特定の限定的な地域に集中し始めていたとしたら、一体どうだろうか?
 どのような行動がより地震前兆と結びつくといえるか、報告情報の収集と分析の仕方如何では役に立つ筈です。中国の海城地震M7.3(1975年)では予知に成功し、人口50万人という地域で被害を最小限に止めた事例に習うべきです。
 次回放送、11月23日の同番組では「地震雲」について、そのタイプ別に解説するらしい。
 
 地震と動物異常行動については、番組にも出演していた大阪大大学院理学研究科宇宙地球科学専攻教授/池谷元伺氏、及び岡山理科大総合情報学部教授/弘原海 清氏の両名が詳しい。


 参考:
 地震予知と動物たち
 ナマズ・・ペット・・前兆察知?/宏観現象に科学のメス
 e-PISCO
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新潟県中越地震の余震前兆雲!
10/23 22:26 37.3N 138.8E 10k M4.4 新潟県中越地方/震度4
10/23 22:35 37.3N 138.9E 10k M4.5 新潟県中越地方/震度4
10/23 22:58 37.4N 139.0E 10k M4.3 新潟県中越地方/震度4
10/23 23:34 37.3N 138.9E 10k M5.3 新潟県中越地方/震度4
10/24 04:31 37.3N 138.9E 10k M3.5 新潟県中越地方/震度4
10/24 09:28 37.2N 138.9E 10k M4.6 新潟県中越地方/震度4
10/24 14:21 37.3N 138.8E 10k M4.9 新潟県中越地方/震度5強
10/24 16:06 37.3N 138.9E 10k M4.6 新潟県中越地方/震度4
10/24 17:21 37.3N 138.9E 10k M4.1 新潟県中越地方/震度4
10/24 23:00 37.2N 138.9E 浅い M5.0 新潟県中越地方/震度4
10/25 00:28 37.2N 138.9E 10k M5.2 新潟県中越地方/震度5弱
10/25 01:27 37.1N 138.8E 浅い M4.5 新潟県中越地方/震度4
10/25 06:05 37.3N 138.9E 10k M5.6 新潟県中越地方/震度5強
10/25 20:26 37.2N 138.8E 10k M3.9 新潟県中越地方/震度4
10/26 03:32 37.4N 138.8E 10k M4.1 新潟県中越地方/震度4
10/27 10:26 37.4N 138.9E 20k M4.3 新潟県中越地方/震度4
10/27 10:40 37.3N 139.0E 10k M6.0 新潟県中越地方/震度6弱
10/27 12:05 37.4N 138.9E 10k M4.2 新潟県中越地方/震度4
10/27 15:23 37.4N 138.9E 10k M4.2 新潟県中越地方/震度4
10/27 21:09 37.3N 139.0E 10k M4.0 新潟県中越地方/震度4
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
10/27 05:48:14 57.17S 24.86W 38.2 6.0M A サウス・サンドウィッチ諸島
10/27 07:53:07 57.11S 24.71W 10.0 6.4M A サウス・サンドウィッチ諸島


☆★☆読者からの画像レポート紹介★☆★
 新潟市の匿名希望OGUさんから、会社の同僚が撮影した新潟県中越地震の余震前兆と思われる画像が届いている(撮影日時/24日15:20頃)。その後、24日23:00時にM5.0/震度4、25日00:28時にM5.2/震度5弱、同日06:05にM5.6/震度5強などが発生しており、強い余震との関連が想起される雲であると思う。投稿者に確認したところ、画像に写っている放射現象のほぼ収束方向に震央が位置することが分った。

 各掲示板などでは、もしも地震雲が存在するならば、頻発する余震の前兆雲が沢山見られることになる筈だが、どうだろうか? といった疑問が見られている。
 答えはもちろん然りだ。余震の前兆雲も出現しており、当然それらは確認することができる。
 実際、昨年の十勝沖地震を例として、私は東京スポーツ新聞に掲載された通り、本震2日前の直前前兆雲を観測した。その後の余震についても、繰り返し目撃される同震源方向を指向する巨大な断層状雲を飽きるほど見た。普段ならば危険を呼びかけるべく、逃さずに更新して記録する大規模な前兆雲なのだが、しかし、あれほど頻繁に出現されると、とても手には負えなくなる。また、マスコミが強い余震の警戒報道を繰り返している最中において、M5〜6の余震前兆雲が確認されたなどと発表することに、一体どれほどの意義があるだろうか? という疑問があって、これら頻発する余震前兆雲の記録は全く残していない。


●●気象学者からの地震雲批判に対して●●
 地震雲による予知が成功したといった話題が起こる度に、気象学者といった否定派からは気象学で説明不能な不可思議な雲が確認されない限りは認められない。現時点において気象学で説明できない雲は確認されていない、といった批判が寄せられる。その彼ら否定派たちが第一に挙げる誤解と偏見は・・・
 1.地震雲報告の殆どは、たまたま見られた奇妙な雲を地震雲と思い込んでいるに過ぎない。
 2.日本付近だけに限っても1日平均300個以上の地震が発生している(人間に感じる有感地震は1日平均あたり3〜5回)のに、それと比較して地震雲の報告はごく僅かである。
 といったものである。
 
 確かに1.については、地震雲のことをまだよく判っていない一般の人々から寄せられる報告の中にはある。しかし、地震雲にはもっと確固とした明確な判別基準がある。
 それは地震雲の形成原因として最も疑わしい地殻からの前兆電磁波の影響と見られる、直線で構成された明瞭かつ幾何学的な形状や規則的な模様を伴っていることである。つまり帯状や断層状といった明瞭な直線形状、放射状の直線構成を見せる放射状雲、幾重にも重なる円弧で構成された波紋状雲、規則的な並列を繰り返している波状雲、規則的な鱗状や石垣模様を伴っている高積雲などである。
 そしてもう一つ重要なことは、これらの地震雲の一部はそのまま気象上よく知られているものであり、その他全ての地震雲も気象学的にはごく普通の高積雲や高層雲や巻雲に過ぎないということである。であるから気象学で知られていない雲ならば地震雲の可能として認める、といったことは不可能なのだ。肝心なことは、これら地震雲と称する雲は例外なく、これから発生しようとする震源方位に向いているということ。この指向性こそが地震雲の最重要特徴だ。更には、地震雲の規模から地震のマグニチュード(M)が判別でき、形状の特徴や印象から震源震度や深さ、発生タイミングの傾向などが分る。
 否定派の説明によれば全てが風向に沿っているだけということであるので、今後は彼らお得意の気象データによってそのことを示して欲しいと思う。

 2.については、地震雲支持者の中でも意見はバラバラ。しかし、地震雲から発生地震の規模(M)が判断できるようになれば、小さな地震の地震雲ならば毎日のように幾らでも出現している、という結論に到達することになる。それは当然、地震の規模(M)と比例的関係であって、観測地震雲の規模も同様である。地震雲が滅多に見られないといった意見を持つ者は殆ど、地震の発生規模(M)を判別できない観測者からのものである。
 私は発生地震の規模を地震雲から判別できるので、小さな規模の地震の前兆雲ほど出現頻度が高いことも観測上で確認しているので、そのことから小さな地震であっても殆どの地震(マグニチュードで示す段階には至っていないが)には地震雲の発生が伴うものと考えている。

 ところで、気象学者たちは気象学で説明できない雲の存在はないなどというが、飛行機雲の発生しない低高度で、尚且つ、航空機の無い状態を確認している最中、突如、目前で音速など比較にならないほどの超高速で形成される綱状雲(一見、形状的には飛行機雲と酷似している)が存在しており、私はこれらを幾度も目撃してきた。これを飛行機雲も形成できないほどの低高度でジェット気流が・・といった奇説無しで解説できるだろうか? 私はこれら綱状雲も地震雲の一つであり、結果(地震)の確認が明瞭なタイプとして重視している。


★Crystalからのお知らせ!
 1. 当サイトでも画像投稿BBSを新設しました。こちらは空の前兆報告を中心に、参考画像を投稿する場合などにご利用下さい。その他の前兆レポートやご意見などは従来BBSをご利用下さい。
 (アドレスは、http://www.crystal-website.com/bbs/zencho/reportbbs.cgi)
 2. 更新情報ページトップに新潟県中越地震に関する参考サイトをリンクしました。
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16日地震雲の結果か・・新潟中越地方で震災
10/17 08:38 28.6N 143.1E 10k 5.1M 小笠原北部(世界)
10/23 17:56 37.3N 138.8E 20k M6.8 新潟県中越地方/震度6強 
10/23 18:03 37.3N 139.0E 10k M6.2 新潟県中越地方/震度5強 
10/23 18:12 37.2N 138.8E 浅い M5.9 新潟県中越地方/震度6強 
10/23 18:28 37.2N 138.8E 10k M4.4 新潟県中越地方/震度4
10/23 18:34 37.3N 138.9E 10k M6.3 新潟県中越地方/震度6強 
10/23 18:36 37.3N 139.0E 10k M5.0 新潟県中越地方/震度5弱
10/23 18:57 37.2N 138.9E 浅い M5.1 新潟県中越地方/震度5強 
10/23 19:36 37.2N 138.8E 10k M5.2 新潟県中越地方/震度5弱
10/23 19:46 37.3N 138.9E 10k M5.9 新潟県中越地方/震度6弱
10/23 20:02 37.2N 138.9E 10k M4.4 新潟県中越地方/震度4
10/23 20:34 37.2N 138.8E 10k M3.9 新潟県中越地方/震度4
10/23 20:02 37.2N 138.9E 10k M4.4 新潟県中越地方/震度4
10/23 20:55 37.2N 138.8E 10k M4.4 新潟県中越地方/震度4
10/23 21:44 37.3N 139.0E 10k M4.9 新潟県中越地方/震度4
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
10/21 03:32:27 14.05S 166.56E 81.7 6.1M A バヌアツ


 現在、勤務が多忙にて検証確認も結果の後追いも思うようにままならない状況。今回の新潟震災で亡くなられた方や多くの被災者の皆様には心からお見舞い申し上げます。
 参考:10月23日新潟県中越地方の地震に関する情報

 すでにお気付きの方も多いかもしれないが、下記、前回更新で紹介した今月16日夕方の地震雲、これが前兆であった疑いがあると思う。
 湾曲型断層状の場合には複数震源の複合の可能性を私は考えているが、観察者からの報告を見てもそれが分る感じがしている。尚、主要な断層形状指向方位ラインは、そのまま地震雲出現時のピーク衛星画像が示す通り、ほぼ新潟震源付近の上空を貫いていた。茨城県土浦市からの報告では方位角40−220度と130−310度ラインの二つがクロスしていたという。この310度方位側が震源方位だった。札幌からの報告では方位角195〜200度側という指摘が新潟に当たっていた。この時の断層状雲は三重県阿児町からのライブカメラ画像にも映っていることから遥かに長大な規模だ。当サイト掲載報告の凄まじい画像を見ても、これが決してタダ事で済まないレベルの地震雲であることは、まず間違いがない。
 それから衛星画像予知で知られる青松氏は22日、72時間以内に福島県付近の東北南部全域沖にてM6以上/震度4以上という具合の内容で予知していた。

 ただ、TVでの解説にある通り、すでに本震が発生しているので、後から発生してくる地震は全て余震で小さくなっていくものなどと安堵していると非常に危険だ。これが本震かどうかなどは判らないのであって、実は前震に過ぎなかった、なんていうことも稀ながら実際にある。16日出現の地震雲の規模と凄まじさからいっても、まだとても安心できない・・。つまり、更に大きな本震の発生や、或いは今度は逆方位側の東南海方面で、なんていうことも或いは在りえるかもしれないからだ。
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昨夕、関東を中心に凄まじい赤焼けと 二分割状地震雲が出現!
10/08 04:26 42.3N 143.1E 60k M5.1 北海道南部の十勝地方南部
10/15 13:09 24.6N 122.8E 90k M6.6 与那国島近海/震度5弱
10/17 02:19 36.3N 141.5E 40k M5.6 茨城県沖
10/17 03:54 36.3N 141.5E 30k M5.6 茨城県沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
10/07 07:30:57 0.70S 134.32E 10.0 6.2M A インドネシア/イリアンジャヤ北西部
10/08 17:27:53 10.99S 162.14E 37.5 6.8M A ソロモン
10/08 23:36:05 13.87N 120.59E 105.0 6.5M A フィリピン





 昨日16日の夕方は、関東を中心に凄まじい赤色2分割状雲が目撃された(画像/横浜--17時30分頃)。IN自然研究所ライブ映像にも志摩半島横山から見た英虞湾/三重県阿児町(横山)16:04などにそれが確認できる。
 サイト「KEI栃木の空」からの観測レポートによれば、断層状の指向方位は方位角25−205度前後で、ちょうど衛星画像が捉えている太平洋側の秋雨前線らしき停滞前線によって形成された巨大な雲塊の筋ともほぼ合致する。残念ながら、このような場合はアンチ地震雲派の格好の否定材料にされやすい。
 しかし私の見解では、敢えてこのような気象条件や雲の中にこそ、地震前兆は反映しやすいものと理解する。肝心なことは相関性の高い対応結果(地震)が確認されるかどうかにある。メカニズムの解明を待たずとも予知利用は可能であって、これまでのケースからもまず確実に対応すべき結果が見られるものと思う。
 否定派たちは衛星画像の断層状ラインを絶対視して結果地震を認めない傾向が強いが、私は直視観測の測定方位をより重視する。理由としては、前線などの形成雲に前兆が出現しやすいが、これらの衛星画像が捉えて示す断層ラインがそのまま直視での地震雲指向方位ラインと合致しているとは限らないということ。もう一つは衛星画像そのものにカメラの撮影角度がついていて直視測定とはズレがあること、地表と上空の雲の高度差もズレとして画像に表れることなどが上げられる。
 早速、昨日の二分割状の指向ラインに近い地震として、本日の朝に日高支庁東部のM4.2と東海道沖M4.4などが発生している。各画像報告からはもっと大きな地震、M6超やM7以上すら疑えるように思えるが、直接確認していないので実際、何ともいえない。最大の決め手は断層形状の出現している長さなのだが、画像はその部分しか捉えないし、拡大撮影の場合は印象度がより強調されて地震の規模を拡大解釈してしまいやすいのが欠点。もう一つの点は、このような赤焼けした赤色地震雲の場合には、より印象度が誇張されるということと、あまり誰も指摘しないことだが、出現している地震雲と赤焼けを起こしている震源は必ずしも同一とは限らず、寧ろ多くの場合には別物であるという事実にある。これが赤色地震雲だから発生時間が早いとか規模が大きい、などとは限らない理由である。
 それで今回の場合も、この異常赤焼けの原因となっている震源は、例えばマリアナ海溝であるとか小笠原諸島海域であるとかが疑わしい候補に上げられる。そして地震雲の指向方位からは、発生規模がM7前後ならぱインドネシア諸島海域などが怪しいものと考えられる。結果は殆どの場合、一週間程度の内には見えるだろうと思う。

 尚、私は自分自身の観測経験から帯雲や断層状雲の直角方位(垂直)震源説には強く反対する。そのようなケースが私には確認できなかったことと、理論的にも目撃地によって震源想定方位が異なってしまう垂直方位説は理路整然としない。これについては、東海アマの岩瀬氏も全体の2割程度しかなかったと主張しているが、私はあらゆる全ての垂直地震雲報告の過去事例についても擬似相関として疑っている。
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