2003年11月の記事


必見!26日TV放送「スイスペ!」は地震予知特番だ ANS広報局長「FM多摩」に生出演!
11/23 17:57 37.8N 143.5E 20k M4.9 福島県沖
11/23 19:13 36.6N 139.5E 10k M2.9 栃木県南部
11/23 20:24 36.0N 137.3E 10k M3.8 岐阜県北部の飛騨地方
11/24 18:48 42.3N 143.0E 60k M4.8 北海道南部の日高支庁東部/震度3
11/24 21:18 42.3N 143.0E 70k M5.1 北海道南部の日高支庁東部/震度4
11/24 23:40 38.6N 142.0E 70k M4.4 宮城県沖
11/25 01:38 31.9N 131.1E 10k M3.9 宮崎県南部山沿い地方/震度3
11/25 12:40 33.9N 135.1E 10k M2.9 和歌山県北部


 帯広の読者から観測レポート。24日に天球2/3ぐらいにかけて、筋状、洗濯板状、鱗状の複合型を観測したという。指向方位は方位角109−289度ライン。印象としてはM5未満ではないかとのこと。
 おそらく震源は海域で内陸部も揺れる地震であるか、もしくは沿岸部が震源の可能性。震央方位は十勝沖方面、帯広音別町-浦幌町方位。
 レポートによれば、十勝沖地震の余震が終息していく中、それ合わせて十勝沖方面に指向にする雲の目撃も減少しているのを痛感するとのこと。これは、とても貴重な証言でしょう!

 前回の更新で竜巻雲についての私見を述べた。尚、私は「竜巻雲は存在しない」とはいっていないし、「地震雲ではない」ともいってはいない。ただ、未だ実に不確かなものであるにも係わらず、そのネームバリュウーと神戸の写真ばかりが一人歩きしている懸念について指摘している。今、旧PCのOutlook Expressファイルから取り出せないで困っているが、私の記録した古いデータの中には、確か鳥取県西部地震M7.3(2000年10月6日)の数日前に、現地付近でPISCO紹介の竜巻雲と瓜二つの凄いものが出現していたことは一応、書いておく。これには私も驚いた・・・。PISCOはこのことすらも知らないのか、一切、何も触れていない。


★Crystalからのお知らせ!
 ナーーント、ナント。ANS広報局長/ルフラン氏が「FM多摩」に生出演する。放送は明日、26日13時25分〜。聞ける地域の方は、是非どうぞ!

 そしてナント、我らがサイト「関西ナマズ予知研」さまが、明日のTV「スイスペ!」に登場だってェェ!!  皆さん、知ってたぁ?
 で、予告によれば、超能力で地震予知だと・・・?? うーーむ、ついに関西ナマズさんもサイキックを! オラなんか、そんなの前から当たり前だよん(笑)。ところで、まったくナマズのナの字もない予告なのだがぁ、実はこの前ねぇ。ヒソヒソ・・・。
 「今、スイスペ!から出演依頼のオファーが来ているが、出演料が凄ーく低くってょぅ!」という関西ナマズさんからのしょうもなーいボヤキが私の元に届いていたんだぁ。で、オラがいってやったんだ。「んじゃーイイよ。オラが出てやっからよぅ。こっちは出演料なんか、どうでもエエ! もう、こうなったらTVで恋人大募集じゃーー。ガッハハハハ!」って。そしてら急に、「冗談じゃねぇー。せっかくの出演話を、チミのそんなことのために・・・。まぁ、レギュラー出演ならば、考えてもエエわなぁ。」ということで、その後の交渉が旨くいく筈がなく、結果、ナマズのナの字もない予告となったのだった。でも、どうやら本当に紹介されるようだから、皆んなで見てみましょう!!

スイスペ! 「国民的SOS巨大地震・世界の超能力者東京Xデー予告SP」
◇放送11月26日(水)夜7:00〜
 巨大地震が日本を襲う日は!? 欧米の最強超能力者が見た驚きの予知夢▽予知に基づき日本列島を徹底検証▽地震の前兆・異常現象の数々
 ◇世界の超能力者が透視能力で地震予知に挑み、東京大地震の発生日を予測する。専門家によれば、現在、いつ東京で大地震が起きてもおかしくないという。さらに、東京大地震の前兆とされる異常現象の数々が起きているともいわれている。地震予知の実績を持つ透視能力者が、東京大地震の予知に挑戦。また、有名な超能力者を父に持つポーランドの超能力者が、震源地や発生時期、地震の規模を探る。

東京MXテレビ「ガリレオチャンネル」
◇再放送11月30日(日)AM8:00〜8:30
電磁気観測で挑む地震予知
 地震の直前予知は果たして可能なのか? FM電波による地震予測で注目を集める八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏の挑戦、大学で進む電磁気学的な地震予知研究の最前線をレポートし、地震学者の予知不可能論を覆す“地震予知学”の未来を探る。
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素晴らしい地震雲の結果..アリューシャンM7.8 岡山理科大PISCOと「竜巻雲」の真実とは ?!
11/17 00:53 28.5N 130.2E 30k M4.0 奄美大島近海
11/17 04:49 34.3N 139.2E 10k M3.2 新島・神津島近海/震度3
11/17 10:51 34.0N 135.1E 10k M3.3 和歌山県紀伊水道
11/17 13:33 35.9N 139.6E 70k M4.2 埼玉県南部
11/16 12:48 32.5N 141.4E 33k 4.5M 日本の伊豆諸島中部(世界版)
11/18 02:10 43.4N 142.6E 浅い M3.0 北海道中部の上川支庁南部
11/18 04:15 43.4N 142.6E 浅い M3.0 北海道中部の上川支庁南部
11/18 04:16 34.7N 132.4E 10k M3.1 広島県北部
11/18 07:53 38.8N 141.6E 70k M4.3 宮城県沖
11/18 09:40 38.4N 141.2E 10k M3.1 宮城県北部
11/18 10:36 28.2N 129.4E 40k M4.0 奄美大島近海
11/18 13:01 26.7N 127.2E 10k M4.1 沖縄本島近海
11/18 17:52 40.9N 142.1E 50k M3.7 青森県東方沖
11/18 20:42 34.2N 139.3E 20k M4.0 新島・神津島近海/震度4
11/19 00:05 32.8N 130.7E 10k M2.5 熊本県熊本地方
11/19 04:48 38.8N 141.7E 60k M3.5 宮城県沖
11/19 12:08 29.8N 129.7E 20k M3.4 奄美大島近海
11/19 19:55 29.7N 130.0E 10k M2.7 奄美大島近海
11/19 21:20 24.5N 123.9E 50k M4.1 石垣島近海
11/20 06:33 39.5N 142.4E 20k M4.0 岩手県沖
11/20 12:17 41.6N 144.5E 30k M4.8 北海道南東の釧路沖
11/20 23:47 40.4N 142.0E 50k M4.1 岩手県沖/震度3
11/21 01:16 38.5N 142.1E 80k M3.4 宮城県沖
11/21 06:21 36.4N 141.9E 33k 4.7M B 茨城県沖(世界版)
11/21 08:13 35.9N 137.6E 10k M2.7 長野県南部
11/21 16:17 32.8N 131.0E 10k M1.8 熊本県阿蘇地方
11/21 18.03 39.0N 141.7E 80k M4.0 岩手県沿岸南部
11/22 04:15 42.4N 144.8E 50k M4.5 北海道南東の釧路沖
11/22 19:27 35.0N 141.1E 50k M4.7 千葉県東方沖
11/22 21:58 34.4N 139.2E 20k M3.4 新島・神津島近海
11/23 01:59 34.6N 132.3E 20k M3.6 広島県北部
11/23 02:17 29.7N 130.0E 20k M2.8 奄美大島近海
11/23 06:05 36.5N 141.2E 30k M4.3 茨城県沖
11/23 07:00 35.5N 141.2E 30k M5.1 千葉県東方沖/震度4
11/23 07:11 38.8N 141.6E 70k M3.7 宮城県沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/17 08:34:02 50.51N 150.64E 446.3 4.4M A 千島列島の北西
11/17 15:43:06 51.33N 178.64E 33.0 7.8M A アリューシャン列島
11/19 02:14:22 12.06N 125.41E 35.0 6.5M フィリピン


 こちら北海道は22日未明からの降雪で、もう、すっかりと冬景色だ。今後の冬季間は大気の状況、上空に舞う雪や氷の結晶で地震雲の確認ができないという、かなり厳しい時期に入る。今回、新品の冬タイヤ(スタッドレス)を購入。ホイール組込みバランスと税込みで7万2800円だった(ウーー..かなりキツイよねぇ!)。これから本日は札幌へと出向くが、冬の遠出はまさに命懸けだ。もしも、パッタリと1ヶ月以上も全く更新が途絶えるようなことがあれば、「あれ?逝ったかなぁ」とでも思って欲しい。しかし自分では、たぶん核ミサイルか、ターミネーターT‐X型でも送り込まれない限りはシブトク、死なない気がしている。

▲11/22 04:15 42.4N 144.8E 50k M4.5 北海道南東の釧路沖/震度1
 手付かずで整理しなければならない情報の中に埋もれ、溺れそうになっているが、まずは5日帯広市の読者による地震雲の結果がやっときたようだ。一週間を経過してから結果震源について検索を開始していたが、15日未明の釧路沖M4.8では測定方位から10数度もズレがあり、無感データにもらしきが見つけられずに困惑していたところだった。結果が遅いタイプに見えたので懸念していたが、16日以上が経過していた。震源は測定方位に対して+3度程度でこれも良い精度だ。発生規模はやはり割引が必要なタイプだったようだ。
 『5日、帯広市の読者から、帯状や波状を含んだ大規模な筋状地震雲が出たとの観測情報が入った。指向方位は方角103度前後というから、釧路沖のちょうど串田氏予知の指摘震源域に合致している。地震雲はほぼ地平線から地平線に達する規模というから、これは注意が必要だ。』(2003 11/07 02:02更新)
 『十勝の新得町在住の読者から、問題の5日に出現した地震雲(7日未明の更新)について、早速、画像レポートの提供があった。雲の薄さなどから発生規模に若干の割引きができそうだが、その長さからいって軽視していると危険と判断。推定ではザッと、M4.8〜6.0規模で発生には時間の掛かるタイプかもしれない。場合によっては繰り返しの出現を見て、結果地震はかなり遅い場合もあり、最長21日間レベルの可能性もあるように思う。尚、Mが割りと小さめだった場合には無感地震で終始するかもしれない。』(2003 11/08 16:34更新)

▲11/17 15:43:06 51.33N 178.64E 33.0 7.8M A アリューシャン列島(日本時間)
 ここにも素晴らしい地震雲の結果があった。これは東海アマの岩瀬氏へと投稿された14日早朝、名古屋市東区からの壮絶な地震雲情報の結果にまず間違いない。岩瀬氏の分析通り、東北太平洋沿岸〜津軽海峡〜北海道〜に至る北東方位ピタリの超遠方震源だった。
 岩瀬氏のような地震雲の大ベテランやエキスパートはもちろん、そしてこの私が見ても、これがM6以下などでは決して在り得ないことなどは、ものの数秒も見れば判然とする。このような鋭いピーム状は規模が大型の場合が多く(規模は長さで確認する)、結果発生も早い傾向で24H以内という場合もザラにある。地震雲懐疑派は偶然としか言えないようだが、私たちはこの程度なら、幾らでも繰り返し同じ結果を見せることができるものと自負している。

▲11/18 17:52 40.9N 142.1E 50k M3.7 青森県東方沖
▲11/18 20:42 34.2N 139.3E 20k M4.0 新島・神津島近海/震度4
 見ていると上記帯広市の読者同様、サイト「BIRDS GARDEN」仙台のとりさんもすっかり震源方位の測定を把握したようだ。17日出現の断層状雲の該当地震も見事に測定方位線上に出ているのが一目瞭然。
 どこの誰々が正確にちゃんと測定できているかは、観測内容を継続して見ていけば判ってくる。地震雲観測の原点は震央方位が特定できることにある。正しく測定されていれば、±数度の方位精度で結果を見ることができる。後はこの観測を続けていれば、おのずと雲のタイプと結果地震の関係が見えてくることになる。
 頭も悪く資金も機材も何もない私などは、こうすることで「地震雲」の真実と驚異について知らしめる以外には方法を持たない。こうして事前予知、事前公開の繰り返し提示を続けることで、森田お天気おじさんのような無知なアカデミーらの地震雲の不当な扱いをなんとか雪辱したいともの思っている。確率計算の得意な懐疑派の方は是非、±数度の方位角内で発生する平均地震数と的中率について指摘して頂きたい。
 

 ZACO氏からは10月25日夕方撮影の素晴らしい放射現象の画像が届いた。大阪南部からおよそ150度方向に収束していることから、11月12日の紀伊半島沖M6.5/震度4との関連が濃厚と思われる。
 伊勢市Nさんからも似たような様子が携帯画像が届いている。これも同日撮影で昼頃に南空を撮影したもので、天気予報とは全く違って上空は曇っていたという。

 各ライブ画像にも鋭い断層状の様子が捕らえられている。IN自然研究所/香川県坂出市五色台(11/18 17:1 画像)は、方位的には国内なら松江市〜鳥取市〜若狭湾方面も可能性があるが、大抵の場合は海外震源。
 志摩半島横山から見た英虞湾三重県阿児町-横山(11/22 07:04 画像)は、おそらく、高知大赤外画像22日7時頃にも写っている、北九州-四国-紀伊半島北部に跨っている雲の断層部分と思われる。指向方位からは、或いはこれが同日夜に発生した千葉県東方沖M4.7、及び今朝M5.1/震度4の直前地震雲だったのかもしれない。

 東京都ちゃこさんから届いている“どじょう君”17日の様子とのこと。なるほど、直立硬直した姿勢などが判る。
 24日ピーク時間07時59分は「新月」であり、南極で皆既日食、オーストラリア、ニュージーランドで部分日食がある。再び、天体整列の大トリガーである。


●●岡山理科大PISCOと「竜巻雲」の真実とは ?!●●
 TVの影響もあってか、どうも竜巻雲らしきの目撃報告が増えている印象。大震災との関連として紹介しているので、目撃者が不安を強く感じている様子が手にとってよーく判る。
 ハッキリといいます。「竜巻雲=大地震」という見方は間違ったもの。失礼ながら、TVに登場して地震雲を紹介するPISCO教授は大気イオン観測が中心であって、正直、「地震雲」のことなどは全然判っていません。同教授は阪神淡路大震災の7日前に出現した神戸垂水港上空の竜巻状雲を例に上げて、これを前兆現象として紹介し続けています。しかし、同教授はこのような竜巻状雲の出現報告と発生地震の相関関係についてまともな検証をしたでしょうか? 私はそれを見た記憶がありません。
 教授は他にも、鋭い断層状雲の写真を神戸の大震災の前兆としてTVで紹介していますが、これも殆ど馬鹿げたものであり、震源地間際の極至近距離で大地震の断層状雲が出ることは考えがたく、しかも教授はその断層状雲が神戸の震源を示していたという明確なデータすら提示しません。つまり教授は、地震雲の震央方位を示す特性すらも知らない疑いすらある。
 以上のことから、地震雲について何らの分析検証もできないPISCOなどには観測報告も上げる意味がないと判断している。これらTVの弊害で、割りと頻繁に全国各地で観測される断層状雲が出現する度に、出現地域では恐ろしさで震えあがっている。

 まず第一に、竜巻雲のその実在性については、未だに全く確認できていないというのが真実。私も存在するその可能性については、認めたいところなのですが・・・。ヒコーキ雲や綱状の雲が在る程度、上下にて角度がつくよう斜めとなっている場合は、その見ている地点によっては垂直に立ち上がって見えてしまうことが判っています。これが懐疑派主張の目の錯覚というやつです。私も長い時間をかけてこれを確認し、そして理解しました。
 私もこれまで、まず完璧といってよいほどの竜巻状雲の出現画像をネット上で何度となく見てきたが、その地点周辺にそれらしき地震が発生したという記憶は、過去に一度か二度あったかどうかなのです。殆ど偶然といってもいいほどに、まともな結果が確認できない。
 以上のことから、竜巻雲が実在しようと、有感地震との関連性は非常に低いと見なして良いと思う。
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15日未明、茨城県沖M5.3/震度4を地震雲は教えていた 地震雲の特異性は無視すべきではない!
11/08 21:05 26.5N 140.3E 392K 4.4M 日本の小笠原北西部(世界版)
11/09 05:26 37.4N 143.3E 33K 4.8M 日本の福島県沖(世界版)
11/10 17:11 37.7N 143.6E 33K 5.0M 日本の福島県東沖(世界版)
11/12 01:28 28.2N 142.9E 33K 4.7M 日本の小笠原北部(世界版)
11/13 01:35 30.4N 138.0E 456K 4.3M 伊豆諸島南西部(世界版)
11/13 14:58 27.7N 142.9E 33k 4.7M 小笠原北部(世界版)
11/13 21:32 22.2N 143.4E 33k 4.6M 小笠原南端(世界版)
11/14 12:55 42.6N 139.0E 224k 4.5M A 北海道南西部の西沖(世界版)
11/15 00:02 36.4N 139.9E 70k M3.9 栃木県南部
11/15 02:05 42.1N 144.4E 30k M4.8 北海道南東の釧路沖
11/15 03:44 36.5N 141.2E 40k M5.3 茨城県沖/震度4
11/15 11:17 37.6N 138.6E 30k M3.2 新潟県沖
11/15 12:25 34.4N 135.9E 10k M2.4 奈良県地方
11/15 15:43 38.8N 142.0E 50k M3.5 宮城県沖
11/15 16:52 38.8N 141.6E 70k M3.9 宮城県沖
11/16 16:45 38.0N 143.0E 30k M5.0 宮城県沖
11/16 18:04 40.4N 142.2E 50k M3.6 岩手県沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/14 13:28:36 16.77S 172.33E 33.0 6.1M A バヌアツ


 11日朝、午前7時半過ぎに観測したもう一つの地震雲の結果らしきがあった模様。14日の正午過ぎに北海道南西部の西沖でM4.5/224kが発生。ザッとした目測で色丹島〜国後島付近の方位としたが、結果震源はどうやら逆方位だったようだ。『色丹〜国後島付近方位のM4.2以上。こちらもM5超えの場合も在り得る。こちらのほうが発生が早いかもしれない。(観測地/砂川市)』(2003 11/12 02:02 更新)

 当サイトをしっかりと読まれている読者ならば、すぐにコレだ!と判ったことと思うが、前回の更新にあった通り、仙台市とりさんによる14日早朝の観測結果、15日未明の茨城県沖でM5.3/震度4が発生。震源はズバリ鹿島灘で測定方位にも殆ど誤差がない素晴らしいものだった。『とりさんの測定によれば、地震雲は規模(M)不詳ながら、大きな地震の疑いも有り得る。出現地震雲の指向方位ラインは方位角0−180度。疑わしきは180度側の福島県沿岸〜茨城県沖〜千葉県沖方位で、鹿島灘などは可能性が高いと思う。』(11/15 02:22 更新)
 あなたは、当サイトから震源方位の測り方を学び、一定基準の実力に達して見事に当講座の受講課程を修了されました。よって、ここにそれを評します。パチパチ.....

 また、当サイト掲示板に投稿して頂いている、東京都ちゃこさん観察のドジョウ君も素晴らしい活躍を見せている。地震発生の少し前、午前0時頃に逆立ち状態をとったとの報告があった。このドジョウ君は、12日夕方の紀伊半島沖M6.5/震度4の前にも直立凍結の姿勢を見せている。ちゃこさんによれば、15日夕方に福島沖地震(M6.8-M6.1)の場合にも見られたという、ポンプ下に隠れる行動を見せているとの報告が投稿されている。この後に注目したい!
 尚、貴重な情報を提供して頂いた日本地震前兆観測ネットの仙台ja7hoq氏からは、14日朝の縦型Eスポの結果として、間もなくして発生した浦河沖M5.0/震度3、そして翌15日未明の釧路沖M4.8を該当とする報告が上がっている。
 
 秋田市在住kamomeさんから画像レポートが届いた。12日発生の紀伊半島沖M6.5の地震雲、私が11日朝に撮影した同一地震雲の延長部分と思わしき様子が、ほぼ同時刻に秋田市からも捕らえられていたようだ。日本海上に滞空しているこの帯雲を見て、ただごとではないと夢中で撮影したようだ。後で私のサイト更新を見て、自分も同じものを見ていたことを理解したという。これで「あれがそうだったのか!」と、ご本人も地震雲の脅威というものがよく判ったことと思う。

 釧路在住テラさんからの画像レポートは、10日の様子は日暈と高層の地震雲の一つ。日暈は巻雲や巻層雲が出現している大気で見られる降雨前兆だが、日暈の出現は24H、もしくは48H以内で近郊M4以上の発生が多いことを示す宏観。巻雲や巻層雲は判然としない状態が多いが、この画像のように明瞭に指向性を見せるようになると役立つ地震雲となる。12日画像は典型的な断層状地震雲で、注意深く観察していると割りと頻繁に確認できる地震雲の代表。大抵の場合はまずM4.2以上は確実にある。14日画像は彩雲だが、ほぼ幻日現象に近い内容。これも地震前兆を意味しており、日暈よりも強く、M5以上の宏観として見て欲しい。こちらも多くの場合、48H以内で結果がある。

 斜里郡小清水町のりぶーさんから、気温の差で生じたように見えるがこれも地震雲なのか? という問い合わせがあった(11日午前8:30撮影)。
 一応、当日朝の天気図を確認してみたが、この私に特に何か気づけるものはなかった。かなり冷え込んだ朝に発生した霧が遠方地からは断層状地震雲にまるで瓜二つの様子を見せる場合があることは、私自身もこれまで何度も目撃している。尚、この場合は地震雲ではないという判別は大抵の場合はつけることができる。
 のりぶーさん撮影の雲のような場合には、これを気象上の偶発的なものとする批判意見が必ずあるものだが、明瞭な地震雲形態を取っている雲の場合には一応、観測記録を採り、注意すべきものと考えている。また、低気圧や前線の影響という批判に対しては、私はこのような不安定な大気状況は地震前兆に反応しやすい可能性があるものとみている。尚、のりぶーさん撮影と同時頃には、こちらのライブ画像、IN自然研究所/釧路湿原のタンチョウ(11/11 06:05)にも断層状の様子が捕らえられている。もしかすると、同一地震雲の延長部分なのかもしれないが、情報不足のために震源は不明。


●●地震雲の特異性は無視すべきではない!●●
 現段階において、地震雲現象の主たる原因と目されている、地震に先行し地殻から放射される電磁波そのものの観測にこそ力を入れるべきとする大阪大の池谷教授などの主張は、たしかに尤もなように見える。
 しかし、見たそのままに震央の方位をハッキリと指し示しているこの現象、発生規模(M)や場合によっては震度の強さや震源の深さまでも読み取ることができる、これほど優れた現象観察を、ただ無視しようとすることはあまりにも勿体無く、そしてあまりにも愚かなことではないだろうか。
 地震雲は、電磁気現象観察などの他のデータとも合わせて照合していくことで、より高精度な予知に近づける筈だ。中国の地球物理学者/呂大炯氏は著書の中で、地震雲の持つ震央方位を特定できる性質を利用して、他の前兆現象の有無とデータの確認において危険地域を選定。より的を絞った観測をするのに用いられるべきとしている。私もこれには大賛成だ! 

 尚、私の採っている姿勢はあくまでも、厳然たる地震雲の出現を以ってして、結果地震の発生がないことなどは、まず到底、在り得ないものという考え方をしている。誇大妄想や自己顕示欲の賜物と冷ややかに見ている方もいるかもしれないが、これは私が自分自身の観測経験を通して得た、絶対的な確信である。
 懐疑的な方で確認を希望する人には、私は直接会っても良いと思っている。プロの学者さんでも一向に構わない。
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深刻で大型地震の前兆雲が出現!
11/13 01:02 28.4N 139.7E 429k 4.8M A 小笠原北西部(世界版)
11/13 10:42 22.4N 143.4E 80k 4.6M A 小笠原南端(世界版)
11/13 13:44 38.8N 141.6E 70k M3.3 宮城県沖
11/14 00:45 42.0N 144.3E 60k M4.1 北海道南東の釧路沖
11/14 02:16 28.4N 130.2E 33k 4.8M B 南西諸島中部(世界版)
11/14 02:25 28.5N 130.2E 30k M4.7 奄美大島近海/震度3
11/14 03:06 28.5N 130.2E 30k M4.3 奄美大島近海
11/14 04:55 35.8N 141.1E 40k M3.6 茨城県沖
11/14 07:39 41.9N 142.2E 60k M5.0 北海道南部の浦河沖/震度3
11/14 11:14 28.5N 130.1E 40k M3.7 奄美大島近海
11/14 12:15 39.0N 142.4E 30k M4.2 宮城県沖
11/14 16:21 36.5N 140.5E 100k M3.8 茨城県北部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/11 22:44:53 30.53S 179.04W 33.0 6.1M B ケルマデク諸島
11/12 00:39:34 30.63S 179.30W 33.0 6.1M B ケルマデク諸島
11/12 09:29:45 1.62N 126.45E 33.0 6.2M A モルッカ海
11/13 11:49:02 54.15S 143.60E 10.0 6.0M A マッコリーの西


 仙台ja7hoq氏より緊急情報が入った! 「今朝、早く、2m帯の強い地上放射ノイズに始まり(犬、烏が同期泣き)10m帯、縦型Eスポ東部北海道オープン、その後、広範囲にオープンしました。48時間以内にM6以上、要注意です。第1報です。」
 東海アマの岩瀬氏に投稿された今朝の名古屋市東区からの地震雲情報も壮絶で、これはまず確実にM6以上ある大型地震でしょう。ただ、正確な震源方位の報告がなく、岩瀬氏の分析によれば東北太平洋沿岸〜津軽海峡〜北海道北方ロシア領の方位であるという。
 もう一件、仙台市のとりさんによる観測(サイト「BIRDS GARDEN」)にも注目したい。地震雲の撮影画像(画像1 画像2)の様子はかなり凄まじく、低空の黒雲から覗くブラッド・グローの異常朝焼けは、たぶん震災レベルに達していると見た。とりさんの測定によれば、地震雲は規模(M)不詳ながら、大きな地震の疑いも有り得る。出現地震雲の指向方位ラインは方位角0−180度。疑わしきは180度側の福島県沿岸〜茨城県沖〜千葉県沖方位で、鹿島灘などは可能性が高いと思う。
 尚、赤焼け現象と地震雲が同一震源を意味するとは限らない。また、関東〜東北間が震源ならば、東海アマサイトの地震雲情報とも同一震源の可能性も出るように思うが、こちらはやはり、もっと遠方震源に見える・・・。
 つい先ほど、東京都ちゃこさんから掲示板に投稿があった。ドジョウ君が15日0:00に逆立ち状態を取ったという。これは、やや警戒すべき内容かもしれない・・・。

 その他に注目すべき画像として、ひまわり画像解析予知の青松氏の指摘によれば、赤外と水蒸気の11日、ひまわり各6時の画像それぞれに、南関東? へ指向する断線現象がクッキリと捕らえられている。
 その他、読者より提供された地震雲情報としては、伊勢市Nさんからも、14日の昼頃から北東の空に黒色断層状が3時間以上も滞空していたと報告があった。当サイト掲示板もご利用頂いている札幌金魚さんからの報告は、サイト「自然研究所」の「釧路湿原のタンチョウ(13日朝8時5分)」の映像について。たしかに見事で典型的な断層状地震雲が捕らえられているのが判る。

▲11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4
 石田研究所のサイト「ANS(Anshin Network System)観測網」レポートには、この地震前にズレていた方位磁石が元の0度に戻っていたのを確認。一応、警戒していたところ、この地震が発生したとの報告もある。現在、関東圏では6箇所ものコンパス狂いの報告が上がっている(過去最大)。
▲11/10 11:33 45.6N 142.8E 320k M5.0 北海道北東沖
 9日夜に見られた月の光環現象の結果なのか、北東沖でM5.0の深発地震が発生。『久し振りに月の光環現象が確認できたので、一応、画像に納めてみた。ここ最近では稀に見るほどの明瞭で見事なもの。24H以内(もしくは48H以内)に関東〜千島中部など、半径800km以内でのM5以上(有感)の可能性が高いと思う。』(11/10 00:36 更新)

 日本地震学会に所属する著名な地震学者が、宏観現象とアマチュア地震予知研究者の持つ問題点を浮き彫りにしているページがある。「なっ、何をーー!!」という怒りを抑えて読んでみると、アカデミズム側の我々、アマチュア地震予知研究者たちに対する評価や扱いなどをハッキリと見て取ることができる。しかし、同時に問題点の克服という視点で見れば、実に示唆に富んだ内容となっていて、正直とても為になる。
 幾つか反論できる箇所もあるにはあるが、残念ながら全面撤回できるには至っていない。たしかに、これらの指摘に対するしっかりとした内容が提示できなければならないのはよく判る。しかしながら、「新説は提示する側に証明する義務がある」という他人事のような涼しい顔で放置するのはなく、地震予知の確立と前兆現象の解明という大前提に立って、共に真剣に検証にあたるべきではないかと私は思っている。
 震災の予知は人命がかかっている。そっちが勝手に証明しなさい、という姿勢は果たしてどうだろうか?
 参考:「地震宏観異常(その6:アマチュア地震予知研究家の憂鬱)


★Crystalからのお知らせ!
読者の皆様方へ。
 ご多忙のところを当サイトへ、いつも観測レポートや入手された情報を掲示板へ投稿、メール送信などで提供くださり、誠にありがとうございます。なかなか、私のほうもすぐに手が回らず対処が遅れがちですが、順次、必要に応じて処理していきますので、何卒、気長にお付き合い下さい!
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11日朝の黒色断層状雲の地震 紀伊半島沖M6.5が発生!
11/12 00:32 38.9N 141.7E 70k M3.8 宮城県沖
11/12 03:49 22.7N 143.7E 290k M3.5 父島近海
11/12 07:20 33.1N 131.2E 10k M2.8 大分県西部
11/12 08:20 33.1N 131.2E 10k M3.3 大分県西部
11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4


■■11月11日(火)朝観測の該当地震が発生 !!■■

▲11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4
 『11日朝、明瞭な地震雲が二つあった。一つはM4.7以上は確実に見える、場合によってはM5.5以上も在り得る危険な断層状雲を観測。震源方位ラインは方位角200−20度。秋田市付近〜新潟市付近〜静岡県浜松市。超遠方の場合はインドネシア/セラム海、逆方位はオホーツク海。やや測定の精度に自信なし。(観測地/砂川市)』
(2003 11/12 02:02 更新)
――結果考察――
 今晩、画像掲載を含めた詳細報告をと考えていたが、早いものですでに結果が出たものと思われる。
 画像の右側、断層状雲の方位角20度側の端がやや途切れかがっているように見えたので(遠くて判然とは難いが)、規模の推定は最低レベルで見てM4.7以上としたが、逆の200度方位側がピンネ山に突入して見えなくなっていた。それで大きい場合も十分に考えられるとして、一応、M5.5以上も在り得る危険なものと評価した。地震雲の端が山などの障害物で確認できない場合は、単に「・・・以上」という程度しか判別できなくなる。
 ご覧の通りの黒色雲の場合は発生が早い傾向があり、雲の形状的印象からも深発地震的なものに見える。方位測定は急いで大雑把だった割に誤差は、プラス側に1度程度という高精度だった。





 今更ながら、地震雲の馬鹿にできない脅威というものを体感した。蓄積する疲労と時間との戦いの中で、翌日の画像アップと詳細報告を、などとやっているとこの有様だ。取りあえずは、簡単な内容でも報告を上げていたことで、後出し批判の追従をなんとか避けることができた。
 尚、同日に出現していたもう一つの地震雲とは、黒色帯雲とは全く別に滞空していた層雲中に見られる複数のシャープネスな長い筋状模様で、時間的な都合で画像はなし。震源方位も単純に目測で色丹国〜後島付近方位。こちらもM5以上の場合も在り得るが、無感データ扱いになるかもしれない。

 前兆掲示板にお知らせ投稿したところ、早速、懐疑派からのツマラナイ批判があった。ちなみに紹介すると、
 「地震雲と判断されていますが、違うと思いますが、気象学上の単なる普通の雲だと思いますが、切れ目が一直線の雲は良く見てますが、明らかに地震とは無関係と思いますよ。そんなに地震の影響が雲に現れるのであれば、他の物にも明らかな影響が出てますし、昔の人も既に感じて記録に残していたと思いますよ。反応のし過ぎだと思います。」
 一体、何を根拠にして地震とは無関係などと、彼はどのようにしてそれを調べているのか? このような雲はよく見られるというがそんなものは当たり前であって、私もこのタイプの雲で沢山の結果地震を見てきた。珍しくもない。(しかも、こちらはまだ画像も上げていないのに、10日観測の別の画像を見ていっているようにみえる・・・)  
 雲と地震を結びつける古い記録は地震雲の鍵田氏以前の遥かな昔から存在する。調べれば、文献の抜粋文を提示もできるが、今は面倒なのでしない。「他のものの影響」というのは当然、震源付近において増える筈であって、ただその報告が事前に上がっているかどうかは全く別問題だ。
 尚、遠地地震の前兆であるこれらの地震雲と震源付近に多発する前兆現象とを混同してはいけない。「気象学上の単なる普通の雲」などいう輩は、いずれ近い内に“生きた化石”のような存在の扱いを受けるものと私はみなしている。
 科学的を自称する批判懐疑派たちを他所に、一般大衆の人々はマスメディアを通じて地震雲の存在を広く知るところとなり、自然現象の一つとして素直に認知されていくことになる筈だ。

▲11/12 10:54:25 39.97S 74.76W 31.6 5.5M A チリ中部沖(日本時間)
 10日観測、M6も在り得る疑いの二分割状雲について、或いは該当となる結果地震かもしれない震源データが上がってきた。しかし、まだ様子をみている必要がある。
 「もしもこの地震が、釧路市以遠の超遠方震源の場合は南米チリ方位。逆方位の場合にはウラジオストク以北〜モンゴル南部〜チベット高原以西方位(釧路市〜チリ中央/サンティアゴ付近方位−ロシア/ルドナヤ プリスタニ〜モンゴル南部/ゴビ砂漠〜パキスタン/ラホール〜アラビア半島オマーン/ハッド岬方位)である。」(2003 11/11 02:19 更新)


★Crystalからのお知らせ!
 月刊「anemone」11月号に引き続いて、地震雲の素晴らしいオールカラー特集がマスコミ掲載されました。是非、売り切れ前にお買い求め下さい!
 週刊「FLASH」11.25号の46.47ページ、「見上げれば・・・地震雲!」---11月震災説がささやかれるなか、地震の直前に出現するという“怪しい雲”を緊急特集---  
 かつて、地震雲存在に対して、このような熱い扱いがあったでしょうか? まさにマスコミと大衆の関心の高さの表れであると思います。画像提供と解説は、再び登場の我らが東海アマの岩瀬氏です。(うーーむ。どうりで見たことがある画像だと私は思いましたね・・・。東海アマサイトを熱心に見ている読者なら、知っていても当然ですわね.)

 10月末の更新で呼びかけたマスコミ雑誌掲載の資料コピーの配布で応募頂きました皆様、ありがとうございました。大変遅くなりましたが、12日昼に発送しましたので、楽しみにしていて下さい!
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東海方面に指向する断層状雲などを観測!
11/11 07:54 34.8N 137.0E 20k M3.7 愛知県三河湾/震度3
11/11 11:33 36.6N 139.4E 10k M3.0 栃木県北部
11/11 15:48 33.0N 130.5E 10k M3.4 熊本県熊本地方
11/11 17:31 33.8N 134.9E 50k M3.5 徳島県紀伊水道
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/10 04:52:34 0.62S 19.28W 10.0 6.6M A 大西洋中部


 11日朝、明瞭な地震雲が二つあった。一つはM4.7以上は確実に見える、場合によってはM5.5以上も在り得る危険な断層状雲を観測。震源方位ラインは方位角200−20度。秋田市付近〜新潟市付近〜静岡県浜松市。超遠方の場合はインドネシア/セラム海、逆方位はオホーツク海。やや測定の精度に自信なし。
 もう一つは、色丹国〜後島付近方位のM4.2以上。こちらもM5超えの場合も在り得る。こちらのほうが発生が早いかもしれない。

 画像、及び詳細については12日の夜間に譲ります。
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釧路市方位に指向する危険な二分割状地震雲が出現!
11/10 05:49 38.5N 141.2E 浅い M3.6 宮城県北部
11/10 08:18 33.8N 135.0E 10k M3.3 和歌山県紀伊水道
11/10 11:33 45.6N 142.8E 320k M5.0 北海道北東沖
11/10 14:40 40.2N 141.3E 10k M2.5 岩手県内陸北部


◆◆11月10日(月)朝、空知支庁/奈井江町より観測◆◆


 午前7時半過ぎ、奈井江町から見る南空に戦慄するほど見事な二分割状雲を観測した。これほどのものは実に久し振りだと思う。断層形状の両端側が共に山並みを貫いていて全貌が確認できない。そのために発生規模は推定でザッとM5.2以上か? といった程度しか判らない。しかし、場合によってはM6以上に達している疑いも十分にあるので危険な地震雲には違いない。
 断層形状の指向方位は方位角103−283度ライン。103度側は真っ直ぐに釧路市を向いており、串田氏による釧路沖の大型地震予知との関連性からも非常に心配されるところ。
 一応、便宜を図って、帯広レポートの震源方位ラインとも併せた震源ラインを作図してみた。尚、今回は慌しくて大雑把な作業となってしまったため、私の測定方位に若干の狂いがあるかもしれない。
 発生は一週間程度はかかることもあるが、今回は大トリガーの影響も受けて、すぐにでも発生する可能性がかなり高い。それと二分割状を形成していた層積雲中に見られたウネリ模様は深発地震的な宏観であり、この二分割状雲が深発地震を意味しているものであるかもしれないし、或いはすでに発震した北海道北東沖M5.0の直前前兆が反映していたものかもしれない。
 もしもこの地震が、釧路市以遠の超遠方震源の場合は南米チリ方位。逆方位の場合にはウラジオストク以北〜モンゴル南部〜チベット高原以西方位(釧路市〜チリ中央/サンティアゴ付近方位−ロシア/ルドナヤ プリスタニ〜モンゴル南部/ゴビ砂漠〜パキスタン/ラホール〜アラビア半島オマーン/ハッド岬方位)である。

 
 地震雲は昼に見た時にはすでに掻き消えていた。会社の昼休みを使って千葉の新日本地震雲研会長/鹿嶋氏に電話報告。会長に、どうか岩瀬氏にも伝えてくれるよう願ったところ、東海アマサイトの夕方の更新情報に掲載され、一足先にネット配信することができた。
 それにしても、ここ最近は更新頻度が上がってきたよなぁ? で、チビッと気恥ずかしいお知らせも、しだいに後方へと追いやられ・・・。あれれ ??

★Crystalからのお知らせ!
 リンク切れなどの不具合について、特に最新の更新箇所の場合は、もしお気づきの際には是非、メールで連絡をお願いしたいと思います。大変助かります。
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9日夜、月に見事な光環現象が出現!
11/09 09:49 38.4N 141.2E 10k M3.0 宮城県北部
11/09 17:02 34.2N 135.2E 浅い M2.5 和歌山県北部
11/09 17:26 29.5N 130.8E 30k M4.8 奄美大島近海


 つい先ほど、野暮用で外出して帰ったところだったが、久し振りに月の光環現象が確認できたので、一応、画像に納めてみた。ここ最近では稀に見るほどの明瞭で見事なもの。24H以内(もしくは48H以内)に関東〜千島中部など、半径800km以内でのM5以上(有感)の可能性が高いと思う。

 先日、前兆掲示板にも投稿したが、地震雲について知り学ぼうとする者ならば、東海アマチュア無線地震予知研究会の岩瀬氏のサイト、「地震予知の根拠」のページは必読。また、更新情報やメール掲示板の過去ログにもその都度、詳しい解説が提供されている。それから、サイト「地震が起こるよ!自然が知らせてくれました」では雲からの地震の読み方が判りやすく分類されている。その他、タイプ別の地震雲の画像が豊富な「前兆掲示板」の管理人が整理されたトップのリンクページもいい。特に、「�D雲と地震との関係」は必見。
 私も最初はそのようにして、どういう雲が地震雲であり、発生規模との比較や震源の特定の仕方などについて学んでいった。あとは、自分で実際にやってみて確認していくことが大切であって、多くの否定派たちは馬鹿馬鹿しくて実行などしないで、在り得ないなどと嘲笑している。
 それから、私が地震雲のみならず、殆どの宏観現象の原因ともいわれている因果関係。つまり、地震に先行する地殻内部での崩壊過程で生ずる現象。花崗岩に含む石英による圧電効果のピエゾ電荷うんぬんについて初めて知ったのは、サイト「関西ナマズ予知地震研究会」においてだった。

PS: ところで、先の更新での恋人募集は、まだ一人も応募がありません。まっ、当たり前だちゅうの!(笑)
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本日9日は皆既月食 地震のトリガー影響を懸念 !?
11/05 03:05 41.3N 144.3E 33k 4.8M 日本の北海道南部のえりも岬沖(世界版)
11/08 10:22 36.5N 140.7E 50k M4.1 茨城県沖の鹿島灘
11/08 10:58 38.1N 143.7E 浅い M4.7 宮城県の東の三陸沖
11/08 18:02 32.9N 132.2E 40k M3.7 大分県豊後水道
11/09 00.10 39.0N 141.7E 70k M3.4 岩手県沿岸南部


 釧路在住のテラさんから画像レポートが届いた。撮影画像には5日の地震雲が地平線の彼方へと消えており、映像的には放射状のような状況として見えている。夜間に撮影したという6日の断層状雲と7日の帯状地震雲は、かなり気になる内容。規模も大きそうで、M5は軽く超えていそうだ。いずれも地震雲の指向する延長方位の両側どちらかに震源がある。8日の画像は気象学上、降雨前兆としてよく知られている日暈と月暈。しかし、これも地震とは密接な関係にあることが多く、48H以内にM4以上の有感地震が割りと近郊域で発生する傾向にある。尚、7日の海側の空がオレンジ色に染まったという報告に関しては、他に情報もなくて判断不可。
 その同じく7日の釧路方面で、インパクトの強いライブカメラ画像があった。形状的印象からどうも深発地震ぽい感じもするが、これも相当規模が大きそうだ。
 参考:IN自然研究所/釧路湿原のタンチョウ(11/07 06:05)
     サイト「自然研究所/国立公園・野生生物ライブ映像」

 本日、9日の満月(ピーク時間10時13分)はアメリカ、ヨーロッパ方面で皆既月食。一部、各アジアでも部分食となっている(更に11日21時:月の距離が最遠--これも地震が発生しやすい傾向)。
 前兆掲示板などを見ると、この9日の皆既月食が大地震の発生に繋がり易いと知った人からの、9日当日に大地震が発生するしないという具合に理解している投稿が見られる。もちろん、これらの月齢トリガー(正確には「朔望」によるトリガーだが)、及び惑星の天体整列現象が地震を誘発するトリガー作用になっていることは、まず間違いがない。しかし、だからといって、その現象ピークの日時に大地震が発生するといったものでもない。地震の発生傾向としては現象ピークの前後期間に増大し、トリガー影響を受けた地震とはすなわち最終結果であるから、中でも最も発生し易い時期としては、ピーク日時を過ぎてからの1〜3日後なのである。
 尚、これらは予知には使えないといった批判もあるが、もちろん、これは個々の地震の発生が判るというものではない。あくまでも、地震が発生しやすくなる時期を知る上での要素なのである。
 更に今月は、24日07時59分にも皆既日食や部分食の新月となっているので、注意が必要だ。
 参考:9日皆既月食の月食帯地図
     サイト「NASA食ホームページ」


●●幾つか、前兆掲示板の投稿内容について簡単にコメントしたい!?●●
1) 地震雲は観察する地域(例えば鹿児島と愛知と北海道)によっての違いは無いのか。
 雲の形成自体が地域の地理的諸条件に左右されているので違いもあるが、しかし、全国各地から掲示されている空の様子と地震雲画像をズーと閲覧してきた印象としては、地震雲としての基本的形態には何ら変わりがないようです。

2) 地震雲は地震の前兆というよりは、岩石破壊が始まった事を示す現象。だから、地震雲を見たら「地震が来る」ではなくて「あっちの方で破壊が始まった」というのが本当の所でしょう。大気が簡易岩石破壊検出センサーみたいな物で、雲はその指針というわけです(あまり高性能ではないようですが)。
 これは非常に良い見解だと思います。尚、明瞭かつ規模の大きな地震雲が出現して、結果(地震)がないということはまず到底、考えられません。そういうことを主張する方は結果地震を見つけていないだけです。地震雲は規模が大きいほどに、その結果地震は観測地から遠い場所が震源であるという明瞭な傾向が確認できます。よって場合によっては海外の震源データに結果を求めることも多い。また、M3レベルとそれ以下の規模の場合には、結果地震の確認もより困難になります。それだけ発生地震は当たり前のように多く、尚且つ、無感地震で終始することも格段に増えるために、どれといった特定確認を非常に難しくします。
 ですから、多くの場合の「未発」扱いの地震雲とは、実際には発生地震についてまだ「未確認」に過ぎないだけです。

3) 外国で起こる地震の前兆現象である地震雲は見れるはずもない。或いはその逆で、数百キロ先の地震に対応する雲ではなく、もっと数千キロあるいは数万キロも離れたところの地震に対する雲かもしれないから、結局、どの地震が対応する結果なのかは特定できない。
 中国の地球物理学者/呂大炯氏は著書の中で、地震雲の優れた特性は、近地地震にも遠地地震にも対応し、全地球性(空間特性)を持っていて、震央を判別できる重要な特性があるものと述べている。これはけだし真実であって、地震雲は発生地震の規模の大きさに比例するような距離に出現することが、当サイトの観測結果からも明らかである。つまり、地震の規模が大きいほどに地震雲の出現位置は震源から遠くなる傾向をいっている。
 電磁波の強さは“距離の2乗に反比例する”が、これが地震の大きさと出現地震雲の震源との距離関係を意味しているかどうかは判らない。
 地震雲によって直接的に震源をピンポイントで特定することはできないが、発生地震雲の規模から地震のマグニチュードが推定でき、それによって概ね遠い震源か或いは近いかも絞れるし、また種類やタイプによっては海域か内陸震源の判別もつく。これらによって結果地震についての特定を判別していくことになる。

4) 初期微動は地殻⇒マントル⇒外核と深さ5100キロメートルまで届き、主要動は深さ2900kmまで届く。ならば、様々な地殻の構成要素や不連続面があるにしても、横方向への振動の伝達距離も相当広範囲になる。だから外国の地震であっても地震雲は日本中で観測されると推定できる。
 Nemo氏により、地震雲は地震に先行する現象ということになっているのだから、地震の衝撃波の伝達の話は不適切と一蹴りされてしまったが、地殻内部を伝わって世界中に岩盤崩壊のエネルギーが伝播されるという意味においては決して悪い話ではない。尚、私はNemo氏の指摘をいつも冷静かつ適切なものが多いとして高く評価している。


★Crystalからのお知らせ!
-----恋人大募集中です!!----- (^Q^;) キャッ~...
 もーしも、このわたくし「クリスタル」めと、楽しーい1日デートをして下さる“うら若き乙女”がおられましたら、どうか隠れてないで、お気軽にご一報下さーい。「まぁ..ラーメンくらいなら、一緒に食ってやってもイイわよぅ!」(笑)という愉快な女性でも大いに構いませんが、こちらとしてはこれでも“大真面目な恋人募集”であります。尚、当方の容姿についてはガッカリはしないと思いますよ。少し昔のイケメン風かも・・・。
 何卒、宜しくお願い致します。p(^^)q
  プロフィール
    1965(昭和40)年生まれの38歳、会社員。
    身長・体重-----178�p・73kg
    趣味は地震雲観測の他、アクアリウムの熱帯魚飼育。
    格闘技&競馬TV観戦。温泉巡り...など
 (しっかし、地震前兆について更新するサイトで、こんなことしててイイのかねぇ・・・って。トホホ.. でも、自分の空間なんだから、と開き直ったりして。そりゃーまぁ.自分でも、かなり恥ずかしいわなぁぁ...しかし、とうとうやってしまった!  --赤面--)
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5日十勝上空に出現した長大な地震雲!
11/01 20:36 37.5N 143.2E 33k 4.5M 福島県沖(世界版)
11/01 22:38 37.7N 143.2E 33k 4.3M 福島県沖(世界版)
11/04 05:34 25.2N 127.9E 33k 5.3M 南西諸島中部(世界版)
11/07 05:22 42.1N 144.5E 33k 4.6M B 北海道南部の十勝沖(世界版)
11/07 02:37 42.2N 143.2E 60k M4.2 北海道南部の十勝地方南部
11/07 13:58 41.1N 140.9E 10k M3.1 青森県北部の陸奥湾
11/07 21:02 36.4N 140.9E 50k M3.3 茨城県沖
11/08 03:07 38.4N 141.2E 10k M3.7 宮城県北部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/06 19:38:03 19.37S 168.93E 113.8 6.6M バヌアツ(修正)
11/07 12:59:07 50.99N 157.20E 67.0 5.5M A 千島列島北部


 十勝の新得町在住の読者から、問題の5日に出現した地震雲(7日未明の更新)について、早速、画像レポートの提供があった。
 画像を拝見することで、なるほど、平線から地平線に達する規模の筋状地震雲との帯広からのレポート通りであると判った。全空を大規模な筋状が覆っており、画像はその中に走る帯雲を中心に捕らえている印象。雲の薄さなどから発生規模に若干の割引きができそうだが、その長さからいって軽視していると危険と判断。推定ではザッと、M4.8〜6.0規模で発生には時間の掛かるタイプかもしれない。場合によっては繰り返しの出現を見て、結果地震はかなり遅い場合もあり、最長21日間レベルの可能性もあるように思う。尚、Mが割りと小さめだった場合には無感地震で終始するかもしれない。
 今回は一応、串田氏指摘の震災級予知のほぼ震源域と帯広市からの方位角103度ラインを示した図を作成してみた。尚、この地震雲レポートが串田氏の指摘する発生地震と同一のものであるという意味ではない。


 しかーーし、大変ありがたいことに十勝沖M8地震の発生以降、閲覧読者側の情報を得ようとする真剣さと呼びかけに対する反応の良さには、私もとても心深ーく感じるものがある・・・。
 悪いけれど、これまで正直な話が、当サイトのどこをどう読んでいるのか、いないのか? こちらの呼びかけにも、「しっかし、無反応だよなぁ・・・」という印象があった。ところが、指摘の画像が見つけられないとボヤクと、読者から「これでしょうか?」とすぐにメールが届くという喜ばしい協力が得られるようになった。早、観測を開始して4年半、サイト自体は3年半だが、やっと今、地震雲観測サイトの管理人を続けてきて良かったのかなぁ・・・と思うクリスタルです。

 だいたいからして、北海道といえでも道東〜日高の海岸寄りの範囲というのは、過去にも繰り返し、繰り返し大地震が襲って被害があった地域だというのに、この地震に対する関心の無さは一体、どうだ?? っていう位に、酷いほどの無関心、無反応ぶりだった。また、どうしても北海道という地方サイトの印象から、本州本土側からのアクセスも薄い傾向もあったように思う。
 帯広のベテラン、ピーチ氏は事情で観測活動が停滞。やっと、かわp氏が出現してくれたが、しかし、地震雲観測者はいつまで経っても一向に増えない状況が続いていた。時折り、撮影画像を見て欲しいという添付メールはあったが、誰一人として同じく道内で観測を開始したといったメールをくれたり、サイトリンクの依頼を申し出てくることもない。9月26日の十勝沖地震を皮切りに、やっとこれから、変わりつつあるのかもしれない。ANSの磁石観測も私の他、札幌と釧路近郊の3ヵ所となった。
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帯広市から大規模な筋状地震雲の報告!
10/31 17:17 37.8N 143.2E 10k 4.6M 日本の福島県沖(世界版)
10/31 17:24 37.8N 143.2E 10k 4.5M 日本の福島県沖(世界版)
11/05 02:16 41.8N 145.0E 33k 4.7M A 北海道南東の釧路沖(世界版)
11/05 03:38 38.4N 141.2E 10k M3.2 宮城県北部
11/05 08:05 35.0N 136.9E 20k M3.4 愛知県西部
11/05 12:04 41.0N 139.2E 10k M3.7 青森県西方沖
11/05 20:34 36.1N 139.9E 40k M3.4 茨城県南部
11/05 21:12 31.3N 130.5E 10k M3.1 鹿児島県薩摩地方
11/06 12:31 37.4N 143.0E 30k M4.6 福島県沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/02 22:35:30 44.62N 150.21E 33.0 5.1M A 千島列島南部南沖
11/05 09:58:50 4.98N 77.72W 33.0 6.0M A コロンビア西部
11/06 19:38:04 19.37S 168.89E 112.6 6.0M A バヌアツ


 5日、帯広市の読者から、帯状や波状を含んだ大規模な筋状地震雲が出たとの観測情報が入った。指向方位は方角103度前後というから、釧路沖のちょうど串田氏予知の指摘震源域に合致している。地震雲はほぼ地平線から地平線に達する規模というから、これは注意が必要だ。前兆掲示板のtokachiっ子さんの報告も同一と思われ、十勝沖地震の前に現れた地震雲にも似ているというから、やはり規模が大きくインパクトがあるものと思われる。
 ただ、残念ながら、道内の観測者が非常に少ないために地震雲の決定的な画像が見つからない。一応、5日出現の地震雲らしき画像の幾つかを参考までに下記に列挙した。

高知大ひまわり可視画像12:02
日本気象協会/ひまわり可視画像12時
IN自然研究所/釧路湿原のタンチョウ(11/05 11:05)
地震雲地震局
かわp氏の画像掲示板
 5日朝の栗山での石垣状雲画像1 画像2
 苫小牧からも同様の画像報告画像1 画像2
 帯広市からは筋状雲

 東海大学地震予知研究センターの地電流観測データ(最近2ヶ月)が異常を示しているというので見てみた。確かに10月30日頃、突如として殆どの観測点波形データが大きく触れており、特に、「清水」「岐阜1」「伊豆半島」の3ヵ所が酷く顕著だった。尚、ちょうど、太陽フレアの爆発ともリンクしており、そういう影響がないだろうかという感じでは見ている・・・。
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赤い月と地震、福島県沖M6.8/震度4
10/31 04:04 32.3N 130.5E 10k M2.6 熊本県天草芦北地方
10/31 10:06 37.8N 142.8E 30k M6.8 福島県沖/震度4
10/31 10:21 37.7N 142.9E 40k M4.6 福島県沖
10/31 14:31 37.8N 142.8E 10k M4.7 福島県沖
10/31 23:15 38.6N 140.0E 160k M4.9 山形県庄内地方
11/01 01:08 32.8N 130.2E 10k M2.4 長崎県島原半島地方
11/01 04:33 41.3N 142.7E 50k M4.8 青森県東方沖
11/01 09:27 37.8N 143.3E 30k M4.7 福島県沖
11/01 12:19 41.6N 144.8E 20k M4.8 北海道南東の釧路沖
11/01 17:59 38.5N 141.2E 浅い M2.8 宮城県北部
11/01 11:56 30.7N 137.4E 463k 4.7M B 伊豆諸島南部の西沖(世界版)
11/01 22:10 37.7N 143.5E 30k M6.1 福島県沖
11/02 08:12 29.7N 129.9E 10k M2.6 奄美大島近海
11/02 08:44 42.2N 144.5E 50k M5.0 北海道南東の釧路沖
11/02 09:36 38.9N 141.6E 80k M4.1 宮城県北部
11/02 11:58 37.8N 143.2E 30k M5.6 福島県沖/震度3
11/02 13:09 44.3N 146.3E 140k M4.7 国後島付近
11/02 14:04 42.3N 144.7E 50k M4.3 北海道南東の釧路沖
11/03 02:31 42.0N 142.5E 60k M3.9 北海道南部の浦河沖
11/03 02:46 43.0N 142.8E 浅い M3.1 北海道中部の十勝支庁中部
11/03 07:25 42.1N 142.6E 60k M4.0 北海道南部の浦河沖
11/03 16:11 37.5N 142.5E 30k M5.0 福島県沖
11/04 20:54 42.3N 143.0E 60k M3.8 北海道南部の日高支庁東部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/02 14:32:16 45.30S 166.24E 10.0 6.4M B ニュージーランド南部西沖


 29日、30日と赤い三日月が見えるとの報告が何件かあり、31日に福島県沖でM6.8/震度4の大型地震が発生。1日にもM6.1が発生している。仰角の低い位置での赤い月は異常ではないので問題ない、ということにされがちになるが、しかし、普段はそんなに赤くなることなどないのだから、やはり地震との関連については気にする必要があると思う。月や太陽が赤色を帯びて見える原因は大気中を覆う微粒子のエアロゾル(aerosol)濃度に関係しており、月や太陽の位置が低い時には、月明かりや太陽光の透過大気層の距離が長くなるので更に赤味が顕著となる。このエアロゾルは山火事の煙であるかもしれないし、光化学スモッグ類などのチリかもしれず、原因は様々だが、中には大地震の前兆として地殻内部から噴出してくるエアロゾルである場合も十分に考えられる。阪神淡路大震災の例にみるように、赤い月が見られたら2、3日以内に大きな地震が発生することもあるということだ。その場合は、他の異常報告もどこかに上がってくる筈である。
 このいう赤い月が昇る日の夕焼けは、当然、異常赤焼けになっていることも多い筈であり、日中から大気中には濃い霞が覆っているのが確認できるだろう。25日の夕焼けと数時間後の中国の震災発生などは典型的な例だと思う。こちら滝川市付近では、稀に見るほどの非常に濃い霞の状況がとても気になった。日没時にはこの霞は幾層もの筋状を生み、しだいに断層状雲を形成している様子が見られた。

 串田氏の気になる釧路沖地震の予知情報については、EPIOニュースが更新されて(��1171 2003.10/30配信 北海道推定��1158変動=続報-4)、11月下旬の可能性として、25日±4という予測内容が発表された。

 先月10日から、HPスペースを提供しているガイアックス側の都合でアクセスカウンター&アクセス解析がガイアックス会員しか計測しなくなり、読者の殆どをガイアックス非会員に拠っている当サイトでは全くその意味がなくなってしまったので、今回、新規にアクセスカウンター付きの有料アクセス解析を導入した。さすがに有料だけのことはあって、すごく詳細で緻密なデータが提供される。当サイトのようにマニアックで一見して難いイメージのコンテンツサイトだと、ガイアックス会員などはあまり見に来ないと思われる。というのは、彼らは自分のウェブ・サイトのページ創りが興味の中心だからだ。
 昨日も約850ものアクセスがありましたが、毎日、沢山もの訪問を頂きまして、心からお礼申し上げます!
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