2003年03月の記事


千葉市撮影の戦慄、震災級地震雲。 あなたの反戦の意志を伝えよう!
03/22 21:00 34.3N 135.4E 10k M3.0 和歌山県北部
03/23 04:09 34.3N 135.4E 10k M3.5 和歌山県北部/震度3
03/23 17:47 40.3N 142.5E 30k M4.0 岩手県沖
03/24 07:08 32.1N 131.4E 10k M2.8 宮崎県北部平野部地方
03/24 09:48 35.3N 133.3E 10k M3.7 島根県東部/震度3
03/24 10:48 30.1N 139.5E 430k M5.7 伊豆諸島南部の鳥島近海
03/24 17:08 42.4N 142.8E 70k M4.0 北海道南部の日高支庁東部
03/24 17:30 37.8N 141.8E 40k M4.2 福島県沖
03/24 22:31 37.1N 140.4E 80k M3.6 福島県中通り地方
03/26 04:08 33.1N 132.3E 10k M4.7 愛媛県豊後水道/震度3
03/26 12:46 36.2N 140.0E 50k M3.6 茨城県南部
03/26 19:36 39.6N 142.1E 50k M3.8 岩手県沖
03/27 10:10 40.2N 142.4E 30k M4.5 岩手県沖
03/27 13:47 34.8N 132.1E 10k M4.0 島根県西部/震度3
03/27 14:53 35.3N 137.1E 40k M4.1 岐阜県美濃東部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/23 03:12:32 44.36N 149.27E 33.0 4.2M B 択捉島の東沖
03/23 04:45:43 44.26N 148.59E 52.7 4.6M A 択捉島の南東沖
03/23 17:25:04 46.48N 149.83E 180.3 4.1M A 千島列島南部
03/25 11:53:24 8.19S 120.70E 33.0 6.5M A フロレス島(ジャワとチモールの境)
03/25 22:24:21 52.12N 160.37E 33.0 4.7M A カムチャッカ半島東沖
03/26 06:52:05 52.66N 158.64E 77.2 4.2M B カムチャッカ半島



―――パノラマ画像―――
 千葉の地震雲研究家/鹿嶋氏(新日本地震雲研究会会長)より、14日出現の地震雲写真が郵便で届いた。せっかくの見事な撮影写真なので、なるべく鮮明にアップロードしようとあれこれもがいたが、結局、写真をそのままデジカメ撮影したほうが、スキャナーで取り込む画像よりも遙かに出来が良かった。
 また、鹿嶋氏からは、某TV局から依頼があって、ボラの大群が報道で騒がれているが、最近、こちらにも出現しているとか、その他の海の魚類の異変について、広く情報を求めているという。どうかご存じの方は、是非、当サイトまで内容をメールで教えて頂きたい。
 (尚、私のミスにて、当サイト上のメーラーからは今まで送信不能でしたが、現在は修復し、送信できるようになっています。「掲示板」のページからご利用下さい!)

 反戦運動において、そういう活動をしたところで止められるものとは思わない、という意見も一部にはあるようです。しかし、自分は戦争には「反対する」という気持ちを“外に向けて表明すること”に意味があるのです。思っているだけでは、相手に伝えることはできません。世界の人民の殆どは、もう戦争などには嫌気をさしているのです。
 そんなことより、多くの人々は貧困の中で苦しみ、絶望的な生活の中で喘いでいます。そのような世界において、1発1億7千万円のトマホーク・ミサイルで殺人行為に励んでいるのです。
 反戦の意志は、デモ行進だけでなくても表明することができます。

 「私にできることで宇宙の構造を変えるものは何もない。しかし、もしかしたら、声を挙げることで、あらゆる大義のうちの最大のもの――一人々の間の善意と地上の平和――に貢献することはできるかもしれない」
――――――――アルバート・アインシュタイン
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22日更新情報。。
03/20 21:43 43.1N 142.8E 150k M4.3 北海道中部の十勝支庁北部
03/20 23:37 37.4N 134.8E 354k 4.0M B 日本の近畿北沖(世界版)
03/21 01:33 31.9N 131.0E 10k M2.9 宮崎県南部山沿い地方
03/21 04:51 36.7N 139.5E 10k M2.5 栃木県北部
03/21 11:50 34.2N 139.3E 10k M3.1 新島・神津島近海
03/22 03:43 28.2N 142.5E 33k 5.0M A 日本の小笠原北部(世界版)
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/20 09:21:08 52.42N 160.36E 33.0 4.7M カムチャッカ半島東沖


 皆んなはもう、サイト「関西ナマズ予知研」(21日更新情報)を見た? まるで言いたかったことを殆ど代弁してくれたような、もう腹の中のモヤモヤがスッキーリするような、素晴らしい内容だったよぅ。なんかそれで、こちらで書くことも無くなってしもうたけどぉ・・・笑。(まだ見てない方は是非アクセスを)
 イラク攻撃支持派の意見の中には、「“反対派は無垢な一般市民が死ぬことになるから賛成しない”というが、そのフセイン政権を支持しているのも一般市民だということを理解しなければならない」などというものが多いと思う。それって、ちょっと可笑しくはないだろうか? 国民の殆どはフセインによって苦しめられており、フセイン政権など支持していないから(フセインを)攻撃するのではなかったのか? それにたとえ、もし目的がフセイン一人であったとしてもだ。そのためには、例えばムハンマドさんの妻やイマームさんの娘は死んで仕方ないなどと、一体誰にそれを判断し、決定できる権利があるというのか? 
 前回、アフガニスタンへの攻撃では5000〜6000人もの一般市民が、アメリカによるテロ撲滅という正義の名の下に殺されたらしいが、殺人行為の正当化は止めにしたい。
 大体が米国自身、核など大量破壊兵器を散々に生産、米ソ冷戦構造、核戦争の驚異を世界に振り撒いておきながら、一方で他国には破棄するよう圧力をかけたところで常識的に筋の通った話ではない。イラクの拡大した軍備兵器を提供してきたのは一体誰か? アメリカ自身ではなかったのか? こんな無理な正当化や口実ばかりの戦争を支持している日本などは、もう世界中から相手にされなくなるに違いない。

 私のレンザティックコンパスが修理から上がるまでの間、やむなく代用として、100円ショップのオイル・コンパスを購入。今のところ、特にこれといったほどの地震雲は見ていない。
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Stop the War !! アリューシャン大地震の地震雲がひまわり画像に映っていた !?
03/18 11:28 24.2N 123.6E 10k M3.8 西表島付近
03/18 12:15 37.0N 138.8E 20k M3.1 新潟県中越地方
03/19 09:34 27.5N 128.6E 40k M4.0 奄美大島近海
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/16 04:41:30 52.35N 160.24E 47.0 6.0M A カムチャッカ半島東沖(修正)
03/16 04:55:08 51.96N 160.37E 33.0 4.4M B カムチャッカ半島東沖(追加)
03/18 01:36:16 51.42N 177.91E 33.0 7.0M A アリューシャン列島
03/18 03:37:29 52.43N 160.22E 49.1 5.2M A カムチャッカ半島東沖
03/18 03:55:47 51.38N 177.83E 33.0 6.2M A アリューシャン列島
03/18 14:37:29 52.47N 160.16E 33.0 4.8M A カムチャッカ半島東沖
03/19 21:01:44 52.25N 160.58E 33.0 5.2M A カムチャッカ半島東沖
03/19 23:43:35 52.31N 160.55E 33.0 5.4M A カムチャッカ半島東沖


 私クリスタルは、非暴力思想の理念に基づき、断固として「反戦」(Stop the War)を支持します。

参考サイト:
 WORLD PEACE NOWもう戦争はいらない
      〜わたしたちはイラク攻撃に反対します〜
参考情報:
 【アメリカのメディアは、アメリカ合衆国によって他国に対してなされる国家によるテロリズムについて決して言及することはない。1945年以来、合衆国は海外への介入を67回行い、1200万人を死に至らしめた。そのうちの半数はペンタゴンによる軍事行為によるもので、残りの半数はCIAによる秘密の行為による。これらは特にアメリカ国民に知られておらず、滅多に発表されることもないが、チャルマーズ・ジョンソンの『ブローバック(アメリカ帝国への報復)』と、ウィリアム・ブルムの『ならず者国家−−世界唯一の超大国ガイド』という本が出版されている。・・中略・・
 制服を着ていない人間が行うテロと、制服を身に着けた男女が行う国家によるテロ−−犠牲者にとっては大した違いはない−−は、どちらも以下のような共通の特色を持つ。それらは政治的目的のために暴力を用いる。闘争には直接的に関係のない人々を巻き込む。降伏をもたらすためにパニックや恐怖を広めることを画策する。人、場所、時間の選択に予想外の驚きの要素がある。犯人を報復や無力化の対象にならないようにする。】
――――――[テロを終わらせるには、国家テロをやめよ]
 【スコット・リッター氏の意見はブッシュ側近の意見とは全く異なっている。リッター氏によると、UNSCOM(国連大量破壊兵器査察団)の査察官たちは職務を充分に果たし、1998年以来、イラクは実際に非武装化された。イラクのWMD(大量破壊兵器)能力の90%から95%は、化学・生物・核兵器および長距離弾道ミサイルを含めて「完全に廃棄された」。残りの5%から10%については報告がなかったが、だからといってイラクがそれらの兵器を残しているとか、それが脅威になるという証拠はない。・・中略・・
 リッター氏にとって、サダム・フセインとアルカイダとの関係を問うことはバカげた話である。30年にわたってイスラム原理主義を抑圧してきた独裁者がオサマ・ビンラディンの友達などということはあり得ない。死刑を認めるイラクの法律は、ワッハーブ主義のイスラムに転向することを禁じている。オサマ・ビンラディンはワッハーブ主義の信奉者であり、サダムを宿敵視している。オサマ・ビンラディンはサダムを抹殺するとまで言っているのである。】
――――――[イラク戦争:明白な事実]

 とうとう、ブッシュによるイラク攻撃が開始された!
 釈迦は、「両親というものは、自分の両肩に一生背負ってもその恩を返すことはできない」などといい、親の有り難さに対する感謝の念について教えた。しかし、産み育ててくれた感謝の思いとは別に、自分の実の両親だからといって尊敬できる人物かどうかは全く別モノだ。自分の親と一緒にイラク情勢のTVを見ていたりすると、「彼らはテロの原因になるから、可哀想だが全員ブ殺すしかない。」などといい、生き残りは恨みを抱いて報復テロの走るから、「残らずに殺せ!」と大声を張る。こういう発想は秦の始皇帝とまるで一緒で、たとえ女・子供といえども将来の報復を恐れ、可哀想だが容赦なしに皆殺しにする。真面目な話、実親だからといって、モノごとの理解や考え方に賛同できるわけではないと改めて痛感する。
 「イラクの自由作戦」(作戦名)というらしいが、ブッシュはこの戦争でフセイン政権を打倒/転覆、政権交代ができる民主国家の誕生を最大の狙いとするなどと標榜している。しかし、兵器による先制攻撃という手段そのものが、そもそも民主主義の精神/理念に反する。91年の湾岸戦争では30万人ものイラク人負傷者を出しており、今回も早速、米軍の空爆で1人が死亡、数人が負傷したという報道があった。
 ブッシュはイラクを「悪の枢軸」と呼び、アフガニスタン攻撃に続く対テロ戦争の第2段と見なしてきた。一部、アルカイダ/ビンラディンとの関連を指摘してもいるが、それには全く根拠がない。大量破壊兵器は殆どなくイラクの武装解除は進んでいた・・・。これは国連査察による武装解除を実現する有効な手段であることの実証を無意味化する馬鹿げた行為だ。ブッシュの大義名分は偽りであり、兵器産業の維持と経済効果、イラクの石油の利権を獲得することが真意だろう。ジャーナリズムによってバレバレである。
 私は基本的に兵器による破壊行為は平和をもたらさないという信念から、「“平和のための戦争”の無意味さ」「平和はすべての者に正義と公正と自由があるときにのみ達成される。」ものとし、強く反戦を支持したい。(トップページに掲げた反戦ポスターは、イラク攻撃が中止されて戦争が終結するまで掲載する)

●●アリューシャン列島M7.0の断層状雲を衛星ひまわりが捕らえる !?●●
▲03/18 01:36:16 51.42N 177.91E 33.0 7.0M A アリューシャン列島(日本時間)
▲03/18 03:55:47 51.38N 177.83E 33.0 6.2M A アリューシャン列島(日本時間)
 『一応、ひまわり画像を確認してみたところ、これがそうかは不明だが、関東付近の南方面海域に滞空するシャープネスで長大な雲が映っている。この画像からの指向方位は大体、北東方面を向いているように思われる。
 私が普段から主張しているように、地震雲(帯や断層状)はその規模が大きいほどに震源も遠い傾向にあるということ。恐らくは帯雲の角度からいっても、アリューシャン列島とかアラスカ方面などが疑わしい。
 発生は24時間内に結果があることが多く、大抵の場合は48H内で地震がある。延びて18日の満月トリガーということもある。』(2003 03/14 15:28 更新) 
―――結果について―――
 14日出現の戦慄する帯雲(結果はイリアンジャヤM6.3/5.9、十勝M5.1などと推測)について調べる一環で、当日のひまわり画像の履歴を追ったところ、早朝から夕方までの長時間、房総半島の遙か南側の太平洋沖上空に滞空する鋭利にスパッと裂いたような断面の巨大な雲が映っていた(画像は最も鮮明な9:10頃の可視)。過去の経験から、この程度の長大な規模だとM6以上の地震が確実に発生するので、どうかこれを目に焼き付けて覚えて欲しい。
 雲の断層指向方位は、目測でほぼアリューシャン列島を指していることが分かる。正確に指向方位を確認できる術があれば、まず間違いなく、今回のアリューシャン列島M7.0震源をビタリと示している筈だ(関東付近からの震源方位は約45度前後)。このような記録が豊富に揃えば、地震の大気前兆である地震雲の遠方震源を示す特異で稀な性質について、実に効果的な証拠へと繋がるのだが・・・。

 私の愛用するオイルコンパス、オイル式レンザティックコンパス/C9−45型(ミリタリー型45�o登山・簡易測量用)がとうとうダメになった。随分以前からオイル内に在った小さな気泡が気になってはいたが、それがついに大きく成長して測定を妨げるまでになった。今は気泡の動き一つで黙って5度程度の変動があって使用不可。店頭で確認したところ、この同一タイプは現在、製造が中止。メーカーの好意で無償修理してくれることとになった。出来上がりまで、なんと一ヶ月の期間を有するという。
 どうかその間、当地上空に震災レベルの地震雲が出現しないことを願いたい。オイルコンパスは気温の変化の激しい場所や車内に放置されていると、新品でも気泡が発生するので扱いには気を付けたい。

 19日未明、兵庫県西宮市KS氏の飼育ナマズが大暴れとの報告が前兆掲示板にあった。注意されたい。
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17日美唄市から断層状雲を目撃。 14日の戦慄地震雲の結果地震が出た !!
03/15 04:33 33.3N 131.5E 10k M2.2 大分県中部
03/15 22:41 41.9N 142.4E 60k M4.3 北海道南部の浦河沖
03/16 00:07 37.3N 141.8E 40k M4.6 福島県沖
03/16 01:23 34.3N 139.3E 10k M2.8 新島・神津島近海
03/16 07:43 28.8N 128.7E 10k M4.2 奄美大島近海
03/16 14:35 42.5N 142.9E 110k M5.1 北海道南部の十勝支庁南部/震度3
03/16 22:01 38.5N 141.1E 10k M3.5 宮城県北部
03/17 01:15 35.3N 133.3E 20k M2.8 島根県東部
03/17 02:22 34.4N 135.9E 10k M3.1 奈良県地方
03/17 05:22 28.1N 130.2E 20k M3.5 奄美大島近海
03/17 12:48 36.5N 141.0E 50k M3.9 茨城県沖
03/17 22:14 36.1N 139.3E 10k M3.8 埼玉県北部/震度3
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/14 21:54:11 17.39S 175.22W 274.7 6.4M A トンガ
03/16 04:41:28 52.35N 160.29E 33.0 5.8M A カムチャッカ半島東沖
03/16 19:32:32 52.19N 160.65E 33.0 4.5M A カムチャッカ半島東沖


◆◆3月17日(月)夕方、空知支庁/美唄市より観測◆◆
 
 会社の帰宅途中の午後5時40分過ぎ、西空に滞空する断層状雲を観測した。周囲を雪雲が邪魔をして全貌は把握できないが、見えている部分からは立派な断層ラインが形成されていることが分かる。規模は漠然とM4.5以上としておく。当然、M5以上であることも十分に考えられる宏観だ。
 指向方位は方位角190−10度。190度側が震源なら苫小牧市〜下北半島〜福島市〜千葉県館山市方面。規模的に関東震源かもしれない。超遠方震源ならイリアンジャヤ/ワシオル方面で、この場合は発生規模は大きめだろう。10度の逆方位ならばクッチャロ湖〜サハリン/コンサコフ方面。
 ちょうど18日が満月(19時35分ピーク時間)で、この満月トリガー中で発震するかもしれない。一応、一週間程度は様子を見たい。

●●14日出現、深刻な震災級地震雲の結果が出た !?●●
参考画像:大田区のKさん撮影の地震雲
▲03/14 16:06:13 0.37S 132.90E 33.0 6.3M イリアンジャヤ(日本時間)
▲03/15 23:05:15 3.86S 134.35E 33.0 5.9M イリアンジャヤ(日本時間)
▲03/16 14:35 42.5N 142.9E 110k M5.1 北海道南部の十勝支庁南部/震度3
 『千葉市から日の出前の東の空に、仰角約43度で滞空している様を早朝6時頃に目撃。まるで房総半島〜東北太平洋沿岸に沿うような感じで、方位角15−180度ラインの帯雲であったという。帯雲がやや屈曲しているのか再度、確認したところ、そのまま訂正はなかった。<千葉市/鹿嶋氏のレポート>』
(2003 03/15 03:27 更新)
 『画像からは明らかに震災級、どうもM6超以上は確実と見える。発生は24時間内に結果があることが多く、大抵の場合は48H内で地震がある。』
(2003 03/14 15:28 更新)
 『この場合、東北太平洋沿岸部〜北海道にかけて跨っており、大変、心配な地震雲ということになる。逆方位は屈曲しているのか、房総半島の南沖方面。超遠方ならパプアニューギニアのニューギニア島中央部からイリアンジャヤにかけての方位。ZACO氏の撮影画像からは、この180度方位ラインもかなり疑わしい。規模が大きければそれだけ遠方震源の可能性が増すが、後は結果を待つ以外にはない。』
(2003 03/15 03:27 更新)
――結果考察――
 千葉の地震雲研究家/鹿嶋氏(新日本地震雲研究会会長)による観測レポートの結果は、どうやら複合震源であった疑いがある。本命震源はイリアンジャヤで、観測当日14日の夕方にM6.3、そして翌日深夜にもやや異なる場所でM5.9が発生。この二連発ならあの戦慄する帯雲の正体も納得できる。
 尚、通常は全く180度正反対側が逆方位の筈だが、鹿嶋氏は今回については15−180度ラインを主張。これが唯一気になって鹿嶋氏に再度確認したところ、北側は雲の帯が太くて南側は細かったのだという。その変形形状がこの屈曲した指向ラインとして測定された模様。結果的に精度の面ではM6.3が+11度、M5.9が+8度の誤差となったが、それでも北側15度に対する正反対の195度に比べれば、震源はマイナス側に若干、屈曲した方位ラインで正解だということになる。正反対ラインではないと見た鹿嶋氏の目はその点、さすがという以外にはない。
 今回は、両端方位で該当地震が確認でき、15度方位側では16日、十勝内陸M5.1/震度3が発生。震源方位の精度は素晴らしく+1.5度程度の高結果だった。観測歴何十年という鍵田氏直伝(数少ない直弟子の一人)の実力が遺憾なく発揮されたといえる。

 尚、後日、鹿嶋氏からはこの時の撮影写真が届けられることになっている。到着しだい紹介したい。

▲03/17 12:48 36.5N 141.0E 50k M3.9 茨城県沖
 それからつくば市のZACO氏による観測で、鹿島灘方面震源の放射状雲との指摘もあった。『筑波山麓を沿うように形成されている放射状雲の一部ではないかとの意見だった。収束点は鹿島灘とのこと(ZACO氏のレポート)』(2003 03/15 03:27 更新)
 これについては見事、その通り。17日の正午過ぎに鹿島灘でM3.9が発生している。やはり、帯雲とは別に複合として霞の中に薄すら放射状雲が滞空していたものに違いないものと理解する。
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14日早朝出現、 深刻な震災級地震雲の詳細について
03/14 10:10 32.9N 130.9E 10k M3.0 熊本県熊本地方
03/14 22:50 35.3N 133.3E 10k M2.5 島根県東部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/14 16:06:13 0.37S 132.91E 33.0 6.3 M A イリアンジャヤ


 14日早朝に観測された震災級疑いのシャープネスな帯雲について、千葉の地震雲研究家/鹿嶋氏より詳細情報が届いた。千葉市から日の出前の東の空に、仰角約43度で滞空している様を早朝6時頃に目撃。まるで房総半島〜東北太平洋沿岸に沿うような感じで、方位角15−180度ラインの帯雲であったという。帯雲がやや屈曲しているのか再度、確認したところ、そのまま訂正はなかった。尚、長野・愛知・神戸・静岡・鳥取の各地でも強力な帯雲が観測されているらしく、特に震源方向に共通性が見られないことから、複数震源のそれぞれ別の地震雲だろうとのこと。
 お馴染みのつくば市のZACO氏からもこの件で報告があった。東南東の空にオレンジ色に光る帯雲が出現。撮影した画像のかなり遠方に僅かに映っているのが大田区のKさん撮影のものと同一雲ではないかという。拝見すると、確かに似ている。ただ残念ながら、雲が遠過ぎるためかハッキリとせず、霞の中へと消えてしまっている。ZACO氏からの観察によれば、筑波山麓を沿うように形成されている放射状雲の一部ではないかとの意見だった。収束点は鹿島灘とのこと(画像には、確かに左手側にも長い筋が捕らえられている)。
 これがズバリ放射状雲ならば、震源は鹿島灘方面で間違いなさそうだ。ただし、画像の左右に映っている長い筋の雲(その一方、右側が大田区のKさん撮影のものと同一の可能性)が、それぞれ単独、個別の帯雲であった場合は、右のオレンジの帯雲の震源ラインは、ほぼ鹿嶋氏のレポート通りで違いないように思われる。この場合、東北太平洋沿岸部〜北海道にかけて跨っており、大変、心配な地震雲ということになる。逆方位は屈曲しているのか、房総半島の南沖方面。超遠方ならパプアニューギニアのニューギニア島中央部からイリアンジャヤにかけての方位。ZACO氏の撮影画像からは、この180度方位ラインもかなり疑わしい。
 規模が大きければそれだけ遠方震源の可能性が増すが、後は結果を待つ以外にはない。

【 追記 】
 更新間際のギリギリに気付いたが、すでにななな、なーんと上記記載のイリアンジャヤM6.3として結果が出てしまった? という可能性が十二分にある。千葉市からは方位角191度前後となり、報告方位からは約+11度のズレとなる。しかし15度に対するそのままの逆方位が正解であったならば195度ということであり、誤差は−4度程度に納まる。
 私も経験しているが、震災級の長大な地震雲の場合、中には帯や断層状部分が屈曲していて正確な測定が困難な場合もある。
 尚、東北太平洋沿岸部〜北海道ラインと鹿島灘という推測もあり、もう少し様子を見たいと思う。
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極めて深刻で稀な震災級地震雲が出現
03/13 03:05 27.3N 127.1E 140k M5.4 沖縄本島近海
03/13 03:10 35.8N 137.4E 10k M3.3 長野県南部
03/13 08:23 34.5N 135.5E 10k M2.7 大阪府南部
03/13 08:28 35.8N 137.5E 10k M3.1 長野県南部
03/13 12:13 36.1N 139.9E 50k M5.1 茨城県南部/震度4
03/13 18:39 34.3N 139.1E 浅い M3.2 新島・神津島近海/震度3
03/13 21:04 35.5N 136.0E 10k M4.1 福井県嶺南地方/震度3
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/13 08:41:30 26.34N 110.64W 10.0 6.4M A メキシコ西沖のカリフォルニア湾


▲03/13 12:13 36.1N 139.9E 50k M5.1 茨城県南部
[震度が観測された地域]
 震度4
  茨城県南部 栃木県南部 群馬県南部 埼玉県北部 埼玉県南部
[震度が観測された市町村]
 震度4
  岩井市 関城町 明野町 茨城協和町 宇都宮市 栃木市 佐野市 
  南河内町 上河内町 栃木二宮町 益子町 岩舟町 高根沢町 
  葛生町 邑楽町 久喜市 大利根町 宮代町
[震度が観測された観測点]
 震度4
  岩井市役所* 関城町舟生 明野町海老ヶ島* 茨城協和町門井* 
  宇都宮市明保野町 栃木市旭町 佐野市高砂町* 南河内町田中* 
  上河内町中里* 栃木二宮町石島* 益子町益子 岩舟町静* 
  高根沢町石末* 葛生町中央* 邑楽町中野* 久喜市下早見 
  大利根町北下新井* 宮代町中央*
―――――――――[地震加速度情報の画像ページ]

 13日の正午過ぎ、茨城県南部M5.1/震度4が発生。ハッキリとしないが、この地震がANS観測網で10日から報告されている、多摩市のコンパス異常(最大7度変動)の結果であるかもしれない。しかし依然、異常が継続中とのこと。
 前兆掲示板には、兵庫県西宮市のKS氏より本日未明のナマズ暴れが報告されている。水面に跳ねたようだということから要警戒だと思う。

 本日、ルフラン氏から大変な地震雲が出現したらしいとのメール着信。東海アマの岩瀬氏のサイトで、千葉の鹿嶋氏からのレポート紹介。掲示板には、同一地震雲と思われる他の読者による画像もあった。
 『「14日、7時40分、たった今、元地震雲研会長、鹿島実氏から緊急電話、7時前に、過去有数の長大な帯雲を確認、M6〜7プラス、房総沖〜北海道東方(日本海溝西側のライン)、数日中の解放の疑い。久々の本格的地震雲。」(更新情報) 「★14日6時、大田区のKさんより  今朝の雲ですが朝日が昇る直前(6時前)方向は東です。左端は見えませんでしたが右端は私の視界の範囲内で切れていました。」(掲示板)』

 画像からは明らかに震災級、どうもM6超以上は確実と見える。一応、ひまわり画像を確認してみたところ、これがそうかは不明だが、関東付近の南方面海域に滞空するシャープネスで長大な雲が映っている。この画像からの指向方位は大体、北東方面を向いているように思われる。
 私が普段から主張しているように、地震雲(帯や断層状)はその規模が大きいほどに震源も遠い傾向にあるということ。恐らくは帯雲の角度からいっても、アリューシャン列島とかアラスカ方面などが疑わしい。もっと東寄りならば、シアトルやサンフランシスコなどの北米西海岸?など。逆方位は、インドネシアのボルネオ島付近方面などが疑わしい。
 発生は24時間内に結果があることが多く、大抵の場合は48H内で地震がある。延びて18日の満月トリガーということもある(19時35分ピーク)。
 確かに深刻で、稀な地震雲であるといえる。
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ボラ大群の河川遡上と地震前兆.. 地震雲の方位提示について
03/07 08:48 30.2N 142.7E 33k 4.4M 伊豆諸島南部(世界版)
03/07 23:52 35.4N 133.7E 10k M3.3 鳥取県西部
03/08 16:45 33.5N 132.4E 40k M3.5 愛媛県南予地方
03/08 20:02 35.4N 140.5E 70k M4.0 千葉県東方沖
03/08 23:33 36.2N 141.0E 40k M3.9 茨城県沖
03/09 08:13 41.9N 140.8E 120k M4.4 北海道南西部の渡島支庁東部
03/10 04:30 36.5N 140.9E 40k M4.0 茨城県沖
03/11 02:26 35.0N 136.5E 10k M2.9 三重県北部
03/11 15:19 42.5N 141.2E 浅い M3.5 北海道南西部の胆振支庁中東部
03/12 00:17 37.1N 138.5E 20k M3.7 新潟県上越地方/震度3
03/12 03:29 34.1N 135.2E 10k M2.9 和歌山県北部
03/12 08:08 31.9N 130.2E 10k M3.0 鹿児島県西方沖
03/12 10:52 36.6N 139.4E 10k M3.0 栃木県北部
03/12 14:06 36.4N 136.2E 10k M3.5 石川県西方沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/10 11:09:37 1.70N 127.23E 100.0 6.4M モルッカのハルマヘラ島
03/11 16:27:32 4.70S 153.13E 33.0 6.8M A パプアのニューアイルランド


 現在、月に光冠現象が見られるが、昨夜の方が澄み切った晴天下の中での見事なムーンシェル状にて、強いインパクトがあった。シェルの輪郭が非常に濃くて、これまでの記憶には殆どないほどだ。すでに月齢トリガーは上弦半月(11日16時15分ピーク時間)の影響を抜けつつあるが、まだこれから遅れて強い地震が発生するかもしれない。
 前兆掲示板での東海アマ/岩瀬氏による呼びかけに応えて、手元の文献の中から、今、報道の直中にあるボラの大群の河川遡上と地震前兆の記録を調べて確認してみた。岩瀬氏ご自身からの文献紹介もあった。確かに震災の前兆を疑う宏観情報の中には、このボラも含まれており、関東大震災や阪神淡路大震災の場合においても、その記録が残っている。ただ、ボラのこの行動が地震前兆なのかどうかは、正直なところよく分からない。元々、ボラはこういう性質で正常であるとの話もあることから、ボラの生態については、少しネット検索で調べて見たいと思っている。また、もしこれが異常であったとしても、即、地震前兆といえるわけでもなく、環境の変化や純・気象異常などで水質や水温の関係であったりもする。その他にも宏観異常が多発しだしたら、地震前兆による異常行動の疑いは当然増す。

 『カニやタコがおかしくなるのなら、カメやボラなどが異常行動をとっても不思議はあるまい。たしかに、東京・渋谷区の鵜沢まささんは語るのである。
 「関東大震災の前日か前々日、鶴見(横浜)の浅野造船の防波堤のところで、ボラが上になり下になり大騒ぎしているのを大勢の人がすくっているので、自分も着ていた上っ張りを脱いで、それをひろげてすくった。油くさかったが、子どもは喜んで食べた」
 この1〜2日後に大地震となるのだから、まったく「ただほど高いものはない」ようだ。
 1973年7月17日付けの毎日新聞に載せられた体験談だが、ウナギの話の前に次のようにも語っていたのである。「(前日の午後5時ごろ散歩をしていて)何の気なしに(今井川の)水面を見ると、海にいるはずのイナ(ボラの幼魚)が、かぞえ切れないほど水面に口だけ出して、上流へ上流へと上がっていくではないか」』
――――――亀井義次編[大地震前兆集]徳間書店刊(1983.3.31初刷)

 『横浜の大岡川にイワシの大群がさかのぼり、4〜5日後にみな死んで流れていった。イナとよばれるボラの幼魚も、たくさん上流へあがってきた。』
――――――相楽正俊著[大地震の前ぶれ]政経通信社刊(1988.9.1初刷)

阪神・淡路大震災、自然現象
�F魚類(93ケース、5%)
魚類の93ケースの中で最も多かったのが、名前が解らない魚(17%)、ナマズ(13%)、イカ(10%)、金魚(9%)、ボラ(5%)、グッピー・プレコ(5%)、ドジョウ(5%)、コイ(4%)、カレイ(3%)、その他(29%)であった。
 ◇異常の具体例 ・3日前(1月14日)岩屋旧一文字の海が、ボラの大群で埋まった。  http://www.pisco.ous.ac.jp/koukan/ex/hansin/hansin2.html

『双葉社。グループE編集、「大地震の前兆」50P
 父親の関東大震災の経験が示すボラ大繁殖
 愛知県御津町で漁業をしている松田卓次さん&62)は、1988年7月の早朝、沖に出ていたが、ボラが異常繁殖していた。
中略
 父親が昔、こんな話をしていたからである。
 「関東大震災の前には、おかしなことが続いた。漁に行ってもボラしか捕れない。そんなことが一週間続いた。
 関東大震災が起こって、はじめて ”ああ、あれはこれのことを知らせていたんだな” 海には不思議な神様が住んでいる。人間には分からないことが、この神様には分かるんだ。そして自分が守ってやろうと思う人間にだけ、それを知らせてくれるんだ。
 だから、海に何か異常があるときは、肝っ玉据えて、物事を見ていかねばならん。」』
――――[地震の前兆現象研究のための掲示板](東海アマ/岩瀬さん)


 前兆掲示板において、ある地震雲の報告者における方位提示について意見を投稿したところ、投稿者の気分を害してしまったかもしれない。
 誤解があってはいけないので、一応、説明しておきたいが、私は報告者が素直に善意によって観測に参加し、その観測内容を報告していることを当然、理解しているし、それ自体は大変、良いことであると見ています。 
 私がいっていることは、地震雲の観測報告は、その雲の示す震源方位が分からなければ地震雲としての情報としては、なんら役に立たないということなのです。震源方位を知ることができない情報、雲などには価値はありません。これは言い換えれば、震源(震央)方位を示す性質が地震雲の特徴なのだということです。このことは全然、別に難しい話ではありません。
 必要な方位情報はその雲自体が指し示している方角であり、その方位にその地震雲を生じさせた震源があるのです。これが帯雲の基本原則です。
 中にはそれが分かっていても、ただ報告の在り方に失敗しているという方もいるかもしれません。しかし、残念ながら、ただそれを指摘するだけで相手は憤慨される傾向にあるようで、私はとても残念に感じています。

 私は何も、自慢話をしたいのでも威張りたいのでもなく、別に人様の間違いやミスをわざわざ指摘したくてウズウズしている卑屈な嫌み野郎でも何でもありません・・・。

 投稿者が善意の行動、善意の活動であることはもちろん承知しております。それはお互い様です。ですから、そのせっかくの素晴らしい観測情報や写真の意味を失うことになるから、それは見ていて、非常に勿体ないことなのです。多くの方はあまりに難しく考え過ぎています。肝心なことはその雲自体の向いている方角を計り、提示することなのです。
 私のサイトには方位の測り方と示し方について分かるように説明しています。是非、ご参照下さい。

参考:「地震雲の震源方位とその読み方!」
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先月末に観測した断層状雲の結果、トンガでM5.8。 6日目撃の帯雲の結果、根室半島南東沖M4.5
03/05 15:38 28.9N 143.4E 33k 4.7M A 小笠原北部(世界版)
03/05 23:46 34.2N 135.3E 10k M2.9 和歌山県北部
03/05 22:02 30.8N 130.6E 33k 4.2M B 種子島西沖(世界版)
03/07 04:37 27.2N 142.6E 50k M4.2 父島近海 
03/07 10:50 43.1N 146.1E 50k M4.5 北海道根室半島南東沖
03/07 15:31 32.7N 130.9E 10k M3.7 熊本県熊本地方
03/07 20:00 32.2N 131.1E 90k M3.8 宮崎県北部山沿い地方
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/05 02:36:42 49.05N 155.84E 33.0 4.4M 千島列島
03/05 19:11:50 43.52N 135.21E 367.0 4.6M ロシア南東部(ウラジオストクの東)


 前日の更新情報(2003 03/07 04:20 更新)、6日夕方に目撃したM5以上が疑われるシャープネスで危険な帯雲の結果は、どうやら7日の昼前に発生した根室半島南東沖M4.5だった模様。コンパスが無くて目測にて、釧路〜根室半島南東沖という推測だったが、記述としては釧路付近方面とした。結果震源は釧路市からは−5度方位だった。また、発生規模については帯雲の片側が山並みに隠れていて誇大評価した。やはりシャープネス雲は、結果が早い傾向のようだ。せっかくの予測と結果ではあるが、目測の場合は証拠にならないため、記録別表には記載しない。
 尚、下記詳細の通り、先月末28日観測のM6に達するかもしれない危険な断層状雲の結果が確認できた。


■■2月28日(金)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲03/06 19:24:45 23.66S 175.85W 33.0 5.8M A トンガ(日本時間)
 『午後5時45分頃、美唄市から見た南西側/石狩方面の空に長大な断層状雲を観測。すでに日没で周囲が暗く、撮影を試みたものの画像はボツ。暗さのために肝心の長さの把握も容易ではないが、たぶんに両端共に山並み達して、相当な規模の可能性。推定規模はM5.3以上、場合によってはM6に達することも有り得るので要注意だ。
 指向方位は方位角138度−318度ライン。138度側は近ければ十勝支庁広尾町。遠ければトンガ/サモア周辺など〜南東太平洋海盆方面。逆方位318度側は、近ければ雄冬〜ハバロフスク方面。遠ければウクライナ・オデッサ〜ギリシャ方面。規模が大きいほど遠地地震の可能性が増すが、十勝支庁広尾町付近も一応、注意したほうが良いと思う。(観測地/美唄市)』
(2003 03/01 00:18 更新)
――結果考察――
 気象庁マグニチュードならばM6を超えているかもしれない規模であり、規模に比例する超遠方地域が震源だった。測定方位に対する結果は方位角138度のトンガ方面で、ほぼ±0度と思われる高結果。約6日後の発生だった。
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釧路方面の疑いが濃厚、 M5以上が想定される危険な地震雲が出た。
03/03 00:07 42.0N 142.5E 60k M4.2 北海道南部の浦河沖  
03/03 07:47 37.7N 141.8E 40k M5.9 福島県沖/震度4 
03/04 08:27 34.4N 132.8E 50k M3.3 広島県南西部
03/04 14:57 41.9N 139.1E 30k M4.3 北海道南西沖
03/04 18:36 41.9N 139.1E 30k M4.0 北海道南西沖
03/04 21:19 35.4N 136.7E 20k M2.6 岐阜県南部の美濃中西部
03/04 23:15 35.2N 134.2E 10k M3.6 鳥取県東部
03/04 23:43 34.9N 137.5E 30k M4.0 愛知県東部/震度3
03/05 01:14 41.4N 142.0E 30k M4.0 青森県東方沖
03/05 02:35 32.9N 140.7E 40k M4.2 八丈島近海
03/05 16:39 34.1N 135.2E 10k M3.0 和歌山県北部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
03/01 15:12:47 1.58S 134.33E 33.0 6.0M A イリアンジャヤ
03/03 01:42:55 36.81S 20.71W 10.0 6.2M A 大西洋南部


▲03/03 07:47 37.7N 141.8E 40k M5.9 福島県沖/震度4 
[震度が観測された地域]
震度4
 岩手県内陸南部 宮城県北部
[震度が観測された市町村]
震度4
 矢巾町 涌谷町 宮城田尻町 宮城南郷町 金成町 迫町 米山町 桃生町
[震度が観測された観測点]
震度4
 矢巾町南矢幅* 涌谷町新町 宮城田尻町沼部* 宮城南郷町木間塚* 
 金成町沢辺* 迫町佐沼* 米山町西野* 桃生町中津山*
―――――――――[地震加速度情報の画像ページ]


 6日(木)午後5時過ぎ、砂川市空知太付近より、M5は確実にあろうかと思われるシャープネスで危険な帯雲を目撃した。この時は残念ながら、たまたまコンパスもデジカメも所持していなかった。目測としては、釧路−浜益村方面ラインで、多くの場合は釧路付近方面が疑わしく、注意を要する。シャープネスから発生は早そうであり、直前型に思える。一週間程度は様子をみる必要がある。
 8日02時が月の距離が最遠、次の月齢トリガーは11日、16時15分ピーク時間の上弦半月。
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26日観測の黒帯地震雲の結果、 択捉島付近で1日M4.6が発生。
02/28 13:58 33.6N 141.8E 43k 4.5M B 伊豆諸島の東(世界版) 
02/28 22:34 41.9N 139.1E 30k M4.1 北海道南西沖 
03/01 10:06 27.4N 141.8E 60k M4.7 父島近海 
03/01 11:49 32.4N 131.8E 40k M3.3 宮崎県日向灘 
03/01 22:17 44.3N 148.0E 10k M4.6 択捉島付近
03/02 13:28 38.0N 139.7E 浅い M3.6 山形県南部の置賜地方 


 26日観測の地震雲の明瞭な結果があったが、我ながらアッパレ? の地震だなぁ。大阪大池谷教授は地震雲は電磁波に拠るのであるから、職人芸? に成りかねない地震雲そのものの観察よりも、肝心なのはその原因たる電磁波の観測であるという説明をしている。しかし、視覚上で明瞭に震央を示しているこの稀な現象を用いないという手は、あまりに勿体無くはないか? 地震雲の見分けなんて全然、難しくない。震央を示す指向性の方位測定も、別に何も変わったことはしない。ただ慣れの問題だけだ。
 もしも、本気で知りたい人は泊まり込みにおいで。食費程度の実費さえしてくれるなら、出し惜しみなく教えていい・・・。実観測と結果確認を数回繰り返して頂くが、空の状況にもより1ヶ月〜3ヶ月程度で、基本は十分に理解できる筈。これでいいのかって、笑ってしまうに違いない。懐疑的なアカデミストらにもお薦めする。自分で確認しなさい。ジョーダンです..(笑)
 昨日のサイト「関西ナマズ予知研」見た? うーん、海底の地殻変動の実際と深海魚浮上の原因について、何か疑問が氷解するような素晴らしい解説だったと思う。おぉぉぉぉぉぉ、凄い。
 立ち読みした週刊「プレイボーイ」によれば、たしか東京湾で巨大アナゴが大量出現? しており、大地震との関係を調査するという内容でした。今後、詳しく発表されるらしい。月齢トリガーは3日、11時35分ピーク時間が新月。5日一杯程度までトリガー影響? の恐れ。


■■2月26日(水)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲03/01 22:17 44.3N 148.0E 10k M4.6 択捉島付近
 『砂川市空知太(空知川沿い)から撮影した画像だが、やや指向性の異なって見えるシャープネスな高層雲と低層のドス黒い帯雲を捉えている。両者は同一震源なのか否かもハッキリしなかったが、時間的に周囲も暗くなり、測定は黒帯雲の側に的を絞った。
 指向方位は方位角70度−250度ライン。70度側なら国後水道方面、250度側ならば積丹半島泊村方面。規模は不詳だが、在る程度は大きい疑いもある。たぶんM4.5以上は確実に見えた。3月3日の新月トリガー頃の発生が疑わしいが、1週間程度は様子を見たい。(観測地/砂川市空知太)』
(2003 02/27 03:32 更新)

――結果考察――
 測定方位の精度はプラス側に2度程度で満足できるレベル。発生規模も妥当なところで、M4.5以上ともなるとやはり、地震雲の規模はかなり大きいと今更ながら感心してしまう。3日の新月トリガー影響下に入ったか、発生はすんなり早かった。
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大型を疑う危険な地震雲が出現。
02/26 00:25 30.2N 142.7E 33k 4.2M B 伊豆諸島の南東(世界版) 
02/27 01:53 33.8N 135.0E 20k M3.5 和歌山県紀伊水道 
02/27 02:18 28.1N 140.0E 365k 4.2M B 小笠原の北西(世界版) 
02/27 05:31 38.6N 141.2E 20k M3.2 宮城県北部
02/27 10:16 39.4N 140.6E 10k M3.3 秋田県内陸南部 
02/27 17:09 36.5N 140.5E 60k M3.6 茨城県北部 
02/28 04:53 32.5N 129.9E 10k M3.1 熊本県天草灘
02/28 10:38 32.6N 130.7E 10k M2.6 熊本県熊本地方
02/28 19:59 32.7N 131.3E 10k M2.9 宮崎県北部山沿い地方 


◆◆2月28日(金)夕方、空知支庁/美唄市より観測◆◆
 午後5時45分頃、美唄市から見た南西側/石狩方面の空に長大な断層状雲を観測。すでに日没で周囲が暗く、撮影を試みたものの画像はボツ。暗さのために肝心の長さの把握も容易ではないが、たぶんに両端共に山並み達して、相当な規模の可能性。推定規模はM5.3以上、場合によってはM6に達することも有り得るので要注意だ。
 指向方位は方位角138度−318度ライン。138度側は近ければ十勝支庁広尾町。遠ければトンガ/サモア周辺など〜南東太平洋海盆方面。逆方位318度側は、近ければ雄冬〜ハバロフスク方面。遠ければウクライナ・オデッサ〜ギリシャ方面。規模が大きいほど遠地地震の可能性が増すが、十勝支庁広尾町付近も一応、注意したほうが良いと思う。


 追加情報として、夜間9時過ぎに奈井江町から緊急電話。空が筋状に赤く発光しており不安であるという。目撃者の話からは、どうも私が観測した断層状雲がまだそこに滞空していて、それがどこからかの光を受けて赤く光っているようだ。

 余談、朝8時15分頃、美唄市からみる月形町方面の上空に青い気球が飛んでいるのを目撃した。まさか金将軍様の放った怪しいものじゃないじゃろな? 一応、気象台に問い合わせ中。あれは何よ!
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