「白馬岳風雪の殺人」梓林太郎
「白馬岳風雪の殺人」梓林太郎

あらすじ(その2)+ 一言感想

冬山で遭難死した友人。
登山届けを出していないとは信じられない。

友人たちは真相を追及するために、冬山に挑み、
(真相解明で)警察より一歩先を行きます。

素人が警察を出し抜く小説、多いですね。

読み終えてみれば、実に「分かりやすい話」なのですが、
読んでいる途中は「真犯人」がなかなか登場しません。
本当は「登場」しているのですが、データが少なく、
犯人と断定できません。

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あらすじ(その1)
(以前書いたことと、同じようなことを書いてあります)

北アルプスに登ったはずの男が後立山連峰白馬鑓ケ岳で墜死し、(はじめは)事故として処理されます。


所持品から北ア・槍ケ岳を描いた古い山行記のコピーが発見されました。

親友の死に疑問を抱いた岳人・綾部俊は、
遭難事故とルート変更の謎を解明するため探索へと乗りだしました。

目撃者が見つかり、
二人で登っていたはずです。

もう一人の人は救助要請、届けも出さずに下山したのか。
それとも二人とも死亡したのか。

二人が宿泊した宿が見つかリましたが、
宿帳の住所・電話番号は「偽」。
該当者なし。

はじめから殺すつもりで、偽名を使い、登山したのか。

編集 ojisaninomoide : 「八甲田山」の小説・映画のモデルになった人のご遺族の方々が(名誉回復などで)苦労しているようですね。「真実」の証明が難しいそうです。
編集 ojisaninomoide : 山を書く作家は、下見が大変そうだなあ。と思う今日の寒さです。
編集 yuma : 今日「八甲田山」みました。山怖いです。事故に遭ったといえばそれで片付きますね。難しい
編集 テラマチ : 登山での事件を扱う小説 結構多いようですね TV番組にもなっていますし