幻想と死の信越本線 西村京太郎 集英社文庫
4作品あります。
①「阿蘇で死んだ刑事」
阿蘇のそば、第三セクターのローカル線で
レールバスが爆発、多くの死傷者が出ます。
捜査一課の現職刑事も 死亡。
この刑事、非番だったのですが、どうやら個人的に犯罪調査をしている途中で 殺されたようなのです。
警察官が、または退職した警察官が、個人的に捜査を続けているお話はいくつか(西村さんの作品に)あります。
今回は2年前の迷宮入り事件を追いかけていました。
60億円の融資話がからんでいるようです。

②「北の果ての殺意」
北海道の事件です。
ある日 一輛で走るレールバスが 脱線転覆。
その 1ヶ月後、またも 同じ場所で 脱線転覆事故。
今回は 1名が死亡。雑誌の記者(フリー)が死亡。

事故か? 殺人か?
勿論 小説ですから「殺人事件」ですが
犯人が 「意外」なひとです。

③「南紀 夏の終わりの殺人」
夫婦とは、姉妹とは、・・・

④「幻想と死の信越本線」
これは わりと早く 話の筋が見えてくると思います。
もし テレビドラマなら かなり目立つひとが犯人です。
そして 意外なひとが 事件に絡んでいます。
親子とは、姉妹とは、・・・・