初夏のような暖かさ
孫の知り合いの女の子と遊んでいる。「Tちやん暖かくていいね」と言うと「暖かくないよ。暑いよ」と言われて、「本当だ夏みたいだね。暑いものね」と四歳の女の子に一本取られた。

天気もよし、昨日までの私と姉弟で遊んだ名残が続いている。家に帰ろうとしない。

我々にも覚えがあるから、乗れるようになった自転車が嬉しくて仕方がない。

パンクしたと姉譲りの子供自転車を親達が修理もしないから、我慢していたのだろう。買うと言えば、どうせ乗れないからという。

それを修理して補助輪も取り、特訓で乗れるようになったから、じいじが恩人なのだ。

姉も大人になって、弟を私の二階の部屋へ入ることを納得した。全てが彼には嬉しい。

子供達を叱らない、指図しない母親のせいもある。子供二人が真剣に夜遅くまで待っているのに、韓国帰りで遅くなる婿の車で帰宅して私に叱られたからである。

一刻も早く子供達に会いたくないのかと叱った。