娘一家
珍しく今年は家にいる。われわれが初詣から帰ると起きている。

9時に皆揃って挨拶に来た。孫娘一人は車中に毛布に包まっている。お年玉を弟に二人分を渡す。

名古屋の親のところへ行くという。「お母さん呼ばなかったのか」と婿に言うと「今から行きます」という。

兄弟二人の嫁達が歓迎しないのだろう。それを押し切る婿たちは少なくなった。

親孝行の息子達なのだがこれである。娘にも言い聞かせるのだが、孫が嫌がるとか言い訳をする。

孫娘にも、お正月は一人で暮らしているおばあちゃんを呼ばないといけないと言い聞かせたのだが、娘の力が強かったようだ。

夫婦が健在ならば良いのだが、われわれから見ると寂しく、悲しく見えるのである。

一人暮らしになれた当人は一日か二日で孫達と暮らすと疲れるのも事実ののようである。

婿の父親は再婚しているから、向こうは母親が二人。こちらも娘が養女だから、生みの親がいる。合計4人になる。

孫達がお年玉をう貰う相手は普通の家庭の倍になる。