二度泣いたドラマ
島田洋七の子供の頃の思い出「がばいばあちゃん」である。再録なのだが、母親役が我が家の縁者である。

主役は泉ピン子のおばあちゃんが良かった。貧乏には二種類ある。暗い貧乏と明るい貧乏。先祖何台から前の貧乏だと陽気に笑うばあちゃん。

日本全部が庶民は貧乏だった頃だ。懸命に正しく生きた貧乏。都会で働く母親。教師の思いやりと愛情。

全てがかつて日本で存在した教師像である。それも特別ではない当たり前の姿だった。

今日もニュースは親殺しと子殺し。交通事故である。文明が人を駄目にするのか。

我が家でも、婿の母親が一人暮らしだから、正月は呼んでやりなさいと言うのに、どうなったのか親子4人を自分達は楽しんでいる。

車の掃除で、迎春準備は完了した。W氏の国風展向けの欅盆栽の鉢合わせを約束した私は来月半ばまでに仕上げなければならない。

仕上げに専念している。後のテレビは言葉の魔術師阿久悠作詞の名曲から始まった演歌特集である。

演歌はあまり好きではない私だが、良いものは良い。二度とでないであろう天才的な彼の詩は心を打つ。

間もなく始まるだろうNHKの紅白はメンバーから見て、後半のみしか見る気になれない。