福田首相決断
全員救済訴えている薬害肝炎原告団は今夜をリミットに和解を拒否すると首相の決断に迫っている。

明らかな厚生省の責任であるにも拘らず、スッキリしない回答を続ける内閣である。

今夜、辞表片手に直談判に首相と会いに行った升添大臣が密かに自宅へ帰ったという。

首相のイエスは得られなかったのだろうか。年金問題と合わせて懸命に働く彼の男を立ててやる懐の深さは福田首相は持ち合わせないのか。

わが後輩よ、情けないではないか。生涯肝炎との戦いを余儀なくされた被害者の心情を汲み取ることができないのか。

責任回避の心があるのであれば、益々、支持率は下がるだろう。首相を東大卒と間違えていた私はこの辺の煮え切らないところにあるのかもしれない。

原告団は升添大臣の言を信じて、期限を明日まで延長した。
裁判所の和解案そのものに無理があり、全面救済するのは当たり前である。

専門家と検討中と首相が言う、専門家とは誰を意味するのか。被害者の数は約800人と想定される。

己の失態を隠すために、多くの病人、死人を出した役人の行為は絶対許されるものではない。

過失ではない立派な犯罪者である。