M.R.I.撮り終る
撮影時間だけで30分。前後準備入れて10時には終わる。予約だから順調に待ち時間はない。

カプセルの中で、エアホンを付ける。工事現場の如き音が凄いと説明。その上、呼吸も小さく、静止していなければならない。

電子音程度を予想したが、時には道路工事そのもの「だだだ」「低音のブーブー」次ぎは「ブルブルブル」20分あまりが続いた。後半、左手に事前に取り付けていた注射器から造影剤注入。

カプセルが開いて「お疲れ様」と取り外しは看護婦さんである。神経質な気の小さい人や女性には中々大変な代物だと思った。

フイルム焼付けが30分以上。やけに遅いと聞くと、枚数が大物ですからという。

出来上がって驚いた。大きいフイルムが7枚。こま数にすると150以上はあった。

担当医師へ行くと待っている患者が椅子一杯である。驚いていると、直ぐに呼ばれた。

説明は大切なところを抜粋して説明。真っ白の100%OKはでない。造影剤を入れて後、癌の場合は直ぐわかる。


私の場合はそれ程ではないが、やや、疑いは残るという。来週レントゲン専門家と相談の結果決定するらしい。

こちらはいい加減どうでもよいのだが、来週もう一度伺うことを約して帰る。

向かいにある喫茶のモーニングセットが美味しいから、今度連れて行く約束だったので、家内がついてきた。

しかし、全部終わって会計が済んだのが11時近い。今度に見送った。家内は癌の診断が出たらと心配してコーヒーにかこつけて付いて来たらしい。

私の場合は自分で何でも聞くつもりだから、一向に気にしない。家人はそうはゆかないのかもしれない。

受けなくて良い検診を受けたことを後悔している。時間つぶしだった。悪ければ自分で解るはずである。