漢字検定
テレビで流れた内容は、大企業の社員に受けさせたと聞きました。

小学生の7才から大人は年齢制限なし。漢字検定3級といいますから、お粗末です。

日本語力が低下しているとは聞いていましたが、それ程とは思わなかった。

何年前になるだろうか、石井式漢字教育教会主宰で、日本、韓国、中国、台湾の漢字学者が会議を開催しました。

このときが三回目、私も参加。漢字検定の創始者の名前は忘れましたが、会っています。
 
組織が出来たばかりで、懸命に普及活動をしていました。

発案者が韓国朴大統領で、IT時代の来るのを察知して、四カ国で共通漢字を持ちたいと言うことになりました。

忘れもしない1997年に、遂に、1997文字が選定されました。

残念なことに、文部省が協力せず、石井先生の自費での開催でした。

各国から第一人者の集いですから、とんでもない催しに、協力しない文部省に失望しました。

側面で協力の働きを私はしたのでしたが、参加者を集める。お土産は愚作の抹茶茶碗を全員に用意しました。

お陰で、壇上で挨拶をさせられる羽目になりましたが、光栄なことでもありました。

日本からは東大の林健太郎初め、辞書作成の学者、一流が勢ぞろいしました。

中国は発展前の貧乏な時代でしたから、学者数人はこちらから旅費を負担して招待でした。

石井勲先生初め、今は半数の学者たちが他界していることが寂しい限りです。