おとなの詩集 ふゆ編
1.文明の進展により安全と健康が増進し寿命が延びた面もあるが 生物学的に見て外敵を制覇した生物個体がねずみ算的に爆発的に増加している

2.枯れ木にひかかりそうになりながらも 底の灰色な雲が一目散に流れてゆく。こんなふわふわした私の心はここでじっとしているというのに。

3.あの時、ふたりの愛と束縛のはざまで しばらく距離をおこうって君は云った。ホ-ムでの別れ際に。これじゃ余計に気になると家から かけたっけ

4.ほおをよこぎる夜の風たち いそいでいるの?さむいって足早に。。ぼくをよこぎる夜の時間は まだこれからだよ。

5.そんなんありえへんわぁ~て君は言うけど、反論したいけど もうその表情のカワイさについ そうかなぁなんて歩み寄ってしまうジブンがいる

6.きみの笑顔が、それからのぼくのジンセイをがらっと明るくしてくれたね!なんか愛とか恋とかいう前に きみの笑顔がぼくのすべてを決めた気がするんだ

7.アミ入りガラスから、寒そうな夜の人通りをぼうっと見つめている。ぼくは自由の中にいるのか そうでないのか 一瞬見失っていた

8.おとこが大人なら おんなは仙人かも と思わされるときがある

9.おんなの甘さは期待させる媚薬で おとこの甘さは期待への飛躍である

10.なんどもうなずいてくれるきみの髪の毛がふわって揺れたとき リズムに酔っているだけだと知った。ぼくの言葉は念仏かい!

11.ピンポーン♪NHKですぅ~ ご注文のニンジン、ホウレンソウ、コンニャクお持ちしましたぁ~ ほう民営化だなぁ いや ギャグっぽい!

12.手袋はずして手をつなごうって!そっかぁ ちがう暖かさがあるよねぇ^^