夏の夜に咲く花火
お日様を帰して
すこし涼しそうな夜がやってくると
ちょうどいい頃になる
お月様の目をさますように
ドドーンと暗闇を響かせ
そして建物のはるか上に
おおきな花火があがる
もうつぎつぎに夜空に花を咲かせる
僕はまばたきを忘れている
あちこちにきらめいていた星たちも
きっと今はまばたきを忘れているだろう
僕はもうモヤモヤさえ忘れそうだ
あつくてあつくて大変だった一日の後
そういう日にこそ 花火はよく似合う
眠っていた僕のこころも目をさました。。。