風来坊さんからのぽえむ☆
     「遠く」


歩き始めた道は
果てもなく遠く

行きたいと思う場所すら今は見えず
ただ闇雲に進む

踵に絡むつる草は
旅を止めろと言うようで

時々悲しくもなり
涙も浮かべる

目的地なんて本当はわからない
そこに道があるから歩くだけ

ただ歩いてれば
君の事を思えるから

僕の背中を押す
優しくてでも強い力