6月22日 朝 くもり
昨日という日を送り出した後の
けだるさを残したようなどんよりとした街並み
何かがはじまり何かが終わっただろう昨日も
今となればそれまでの過去とおなじように
もう過ぎ去った事実でしかない
今日からそれがどうなっていくかは
また未知なはなしではあるが
社会の流れに乗っていれば 
おおよその見当がつく
自分という存在について
人間のおのおのの存在について
問い直すことがなければ
いつもどおりの日常をこなすだけなのだ
おおかたの人々はそうであろうし
それが安泰というものかもしれない
非日常が身の回りに来ない限り
それが安定した平凡なのだ
変化を基礎としている社会のうえで
なんとも奇妙な安らぎではある

さぁ今日も 運命とやらにちょっとでも
逆らう作戦をたてに出掛けようか
お茶でも飲みながら。。。