帰路カフェ  〜おとなの詩集〜
1.酒を酔わせて 時を食らう


2.云いたいと欲することとは
  存外 口にしたくないことである


3.愛情は彼方で感じるもので
  身近にはへそが出せる雰囲気である


4.遺言をひとつどうぞ!
  もう一度人生 よろしく!!
  それから それから あれこれ あれこれ
  。。。。。


5.夜の暗闇は 無駄な景色を消し込み
  日頃気にせぬ心を浮き上がらせる


6.不意のキスに 想いを託す


7.それなりの答えを想定しながら
  きみに易しい問いを投げかける
  すっと聞けて安心できるように


8.悩みに悩ませておいて
  誘惑のひとときを 正座させている


9.運命の佃煮に
  あつい情熱をかけて
  けだるい微笑で冷ましている


10.列車がいく
  カフェの窓からみつめる
  もうすぐ 自分も乗るはずなのに
  まるでひとごとのように見過ごす
  電話を待ちながら


11.自分をコントロールするのは君自身さ!
 じゃコントのルールでやるのはあなたね!


12.〜Eへのメッセージ〜

  愛は 磨けば磨くほど 錆がでる