つぎの世代へ   つづき
おとなが 若い世代に してしまっていること
本来 ゆたかな時間
なぜそれまで奪うの
便利を追求してしてきたんでしょ
便利と言うのは時間の短縮の意味もあり
余裕を人間に与えることになっていた筈だ
ところが現実はどう
だいじな想像力を使えないような
つめこみのデジタル教育はなんだ
ロボットづくりか
自分たちの価値観に押し留めて
自分たちの既得権を守るつもりか
それともゆがんだ理想論に溺れているのか

若い世代の人たちは 
いま自分たちのおかれている社会の基盤が
すでにこうした分からないものの上に
成り立ってしまっていることだけは
おさえておく必要がある
そのうえで あとは流されるんじゃなく
自分たちの 純粋な感性を大事にして
あたらしい時代にむかって生きていって欲しい
かならず そのことが何かに
つながっていくから

                西風