「秋田殺人事件」
また読みました。「秋田殺人事件」内田康夫 光文社

朝見光彦シリーズ
女性副知事のボディーガードになりました。
副知事は、光彦さんのお兄さんの「同僚」「後輩」です。
お兄さんの「推挙」で、秋田に同行します。

といっても、腕力の警備担当ではなく、「頭脳」で勝負。

これは「小説」ですが、本当にあることが下敷きになっているので、怖い話です。

秋田県では、県知事、議会、警察がぐるになって「犯罪」を隠してしまいます。

第三セクターが秋田杉を使った「格安住宅」の建設をします。

しかし、これが欠陥住宅。秋田県は苦しい言い逃れのみ。
他県からの評判は著しく落ちてしまいます。
信用失墜です。
赤字も多額で、議会は税金から「補填」費用を払います。

さて、副知事と朝見さんはどうやって、秋田県の膿を取り除くのか。

テーマは「郷土愛」でしょうか?

独身女性が登場します。
一人は「副知事」さん。もう一人は大学生。

もちろん、連続(シリーズ)小説ですから「結婚」ゴールインということにはなりません。
終われば、また、居候生活です。