2011 05/20 07:12
Category : 気侭な 読書
2日かけて読みました。名奉行「大岡」のイメージが変わる作品です。
名奉行とは誰から見て「名奉行」なのか。
ちょっと歴史の勉強もできました。
■
乱灯江戸影絵(上)(下) 角川文庫
松本清張 ま-1-37、ま-1-38
■
この作品は「大岡政談」という題で
朝日新聞(夕刊)(昭和38年~39年)に連載されたそうです。
■
笹沢佐保「新大岡政談」新潮文庫(ISBN4-10-132902-8)
では、今まで知られていなかった「大岡」が登場。
「乱灯江戸影絵」では、善人としての「大岡」ではなく
「非情」な(悪役の)「大岡」が登場。
どちらの「大岡」も面白い。
■
事件は「目安箱」への投書から始まりました。
この投書、内容はわかりません。
将軍が見ただけで、ほかの人は見ていません。
将軍は、隠密(お庭番)を越前へ送ります。
■
このお庭番は任務を果たせず(?たぶん)「犬死」します。
------
たくさんの人間が登場しますが、
みな「個性的」です。
でも、今回の「大岡」は幕府に忠実な奉行です。
(上)(下)2冊、のんびり お楽しみください。
名奉行とは誰から見て「名奉行」なのか。
ちょっと歴史の勉強もできました。
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乱灯江戸影絵(上)(下) 角川文庫
松本清張 ま-1-37、ま-1-38
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この作品は「大岡政談」という題で
朝日新聞(夕刊)(昭和38年~39年)に連載されたそうです。
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笹沢佐保「新大岡政談」新潮文庫(ISBN4-10-132902-8)
では、今まで知られていなかった「大岡」が登場。
「乱灯江戸影絵」では、善人としての「大岡」ではなく
「非情」な(悪役の)「大岡」が登場。
どちらの「大岡」も面白い。
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事件は「目安箱」への投書から始まりました。
この投書、内容はわかりません。
将軍が見ただけで、ほかの人は見ていません。
将軍は、隠密(お庭番)を越前へ送ります。
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このお庭番は任務を果たせず(?たぶん)「犬死」します。
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たくさんの人間が登場しますが、
みな「個性的」です。
でも、今回の「大岡」は幕府に忠実な奉行です。
(上)(下)2冊、のんびり お楽しみください。