十六夜
雲ひとつない空に浮かんだ月。今日は十六夜である。
先日から念願の月の撮影。
まん丸の明るい月はデジカメで撮れる。しかし、懐かしいウサギさんがいない。餅もついていない。即ち、クレーターが映し出されていない。
写真家と称する何人かに問うた。天体望遠のレンズが必要とか、師匠に相談するとかである。一応、写真の審査員までしている彼らである。私の信頼する写真家Y氏に話したら、簡単に撮れると宣言させた。M設定の可能なカメラであれば、シャッタースピード、絞り、明度のコントロールであった。
昨日は半分のできだが、クレーターを捉えた。
今夜は其れを美しくキャッチした。