雑誌社からの取材
東京の有名盆栽雑誌社から取材の申し込みがあった。何年振りだろうか。

10年以上前に表紙に私の作品を掲載した社である。当時は幹部にも知人がいた。

今もあるのか、日本園芸協会という通信教育の月刊誌にも記事を書いて稿料を頂いたじだいもあったが、アートの世界で活躍するうちに、趣味の世界とは疎遠になっていた。

インターネットで私の名を検索するとyahooなどで十なん年前に作った盆栽鉢が売り買い去れている。

何ページかが其れで一杯になっていて驚いた。協会のなで展覧会を主催。年末にチャリティ展なども開催していた。

其れは何ページ目かになっているありさまである。売れるものから掲載されるから仕方がないが、ロボットが機械的に拾うからこんなことが怒るのだと驚いている。

中には同姓同名の作家が盆栽の鉢を作っています。という問い合わせがアート関係者から着たりしている。

趣味でも其れほど人気なものはうれしいのだが、茶道とか華道とかの人たちは土を入れる容器を下目に見ていることもある。

最近は、江戸、明治、大正の古い作家のもので10センチサイズで何百万円の値がついたことから、売りに出す人が多くなったらしい。

そんなに需要があるのと、同世代の作家が亡くなっていることで、新作の要望が出始めているので、気に任せて製作している。

其れが原因で、取材の話しが出たようだ。工房をきれいにして置かないといけない。

娘一家が同居して、荷物が入らないと私の仕事場へ入れている。騒然たるものだ。

この際、少しきれいにしようかと思う。