ピアノ発表会
3グループの合同で当地の中央公民館で行われた。キャパ500のこじんまりしたこの会場は私は好きだ。
今も続いているか500の会としょうして文化度の高い人たち500人から構成されていて、一流の芸術家を招待して鑑賞する。
年会費制で容易に入れないものだった。二階と勘違いする椅子席のスロープも見事である。
勉強中の子供たちには勿体無いほどの会場である。それが分らない娘即ちママは田舎と馬鹿にする。
半分以上は父兄、パパは一人だけで、あとは殆どママだったが、最初は子供、後半は連弾である。
一見上手と思われた子達も、間違わないことに拘り過ぎていた。
我が家でも孫娘が二曲練習の成果を発表したのだが、終わって「良かったよ!上手!」という言葉はわれわれで、娘は「間違ったね」である。
孫の希望で、今回は花束はわれわれは中止した。しかし、娘は何時の間に買い込んだのか、病院のお見舞いなどに使う花篭を用意していた。
弟に渡させるつもりだったのが、重く大きすぎて、家内が渡した。
それが気に入らないと、幼稚園児は前の席で大暴れ。結局、パパが走って抱き上げて場外へのハプニングとなった。
以後、偶然一緒になった友人と、会場で走り回り、ジュースのビンを持ってはしり歩いた。
最後に、誰が勝ったのだと娘を私が叱る結果となった。会場入り口に不心得もののために、何箇所かに持ち込み注意が掲示してあるのだ。
私の膝に居るときは温和なのに、何故か、両親、寧ろママの言うことを聞かない。
平生が叱りすぎているいるためだろうか。
最後のプロ級の独唱は3曲は素敵なものだった。先生のお一人だろうか、いや、知り合いの先生を呼んだのだと思う。
毎年、日本の一流人気アーティストを招待して聞いているから、われわれの耳は確かである。