2004 08/13 22:58
Category : 日記
‘魔法使い…’
昔、3000年も生きているという魔法使いに
出会った。
キリスト様と、杯を交わしたり。
楊貴妃と、お茶を飲んだり。
そんな話を聞くのが楽しみだった。
でも、そんな魔法使いにも、できないことが
ひとつだけあった。
それは、時間を止めることだった。
たとえ魔法使いでも、時をあやつることは
できないのだという。
会うたび、別れの時間が近づくと、
私は泣いた。
5分でも時間を止めてと、泣いた。
そうするときまって、また会えるから、と、
優しく抱きしめてくれた。
でも、あるクリスマスを最後に、
その魔法使いは現れなくなった。
その時だって、優しく抱きしめてくれた
はずだったのに…
私は思う。
きっと、もう2度、出会うことないだろう。
心に、思い出と笑顔だけを残した
魔法使いさんには…
昔、3000年も生きているという魔法使いに
出会った。
キリスト様と、杯を交わしたり。
楊貴妃と、お茶を飲んだり。
そんな話を聞くのが楽しみだった。
でも、そんな魔法使いにも、できないことが
ひとつだけあった。
それは、時間を止めることだった。
たとえ魔法使いでも、時をあやつることは
できないのだという。
会うたび、別れの時間が近づくと、
私は泣いた。
5分でも時間を止めてと、泣いた。
そうするときまって、また会えるから、と、
優しく抱きしめてくれた。
でも、あるクリスマスを最後に、
その魔法使いは現れなくなった。
その時だって、優しく抱きしめてくれた
はずだったのに…
私は思う。
きっと、もう2度、出会うことないだろう。
心に、思い出と笑顔だけを残した
魔法使いさんには…