2004 07/26 06:15
Category : 日記
「夏宵」
遠い夏の宵 やみくもに歩く少年
道に迷い 長い階段を上り降り
どこの家も 夕餉の喧騒と香り
あてもなく ただようように
夏宵に吹く風は生暖かく
それでいて心を冷やし
熱くなる頬をぬぐいながら ただただ歩く
やがて疲れた僕は 里芋畑に眠る
葉陰から夏の月が照らす ここで眠ろうと思う
生きてる事は 多分こんな事なのだろうと
静かに思う
遠い夏の宵 やみくもに歩く少年
道に迷い 長い階段を上り降り
どこの家も 夕餉の喧騒と香り
あてもなく ただようように
夏宵に吹く風は生暖かく
それでいて心を冷やし
熱くなる頬をぬぐいながら ただただ歩く
やがて疲れた僕は 里芋畑に眠る
葉陰から夏の月が照らす ここで眠ろうと思う
生きてる事は 多分こんな事なのだろうと
静かに思う