さくらのころ  〜阿津さんへの投稿詩〜
花びらがこんもりと盛りあがって 
いちばんの化粧をしはじめた桜
こころにその香りを届けてくれる
それぞれにかかえる悩みを
和らげてくれるように
まだまだ癒えぬこころの傷を
そっとつつむように
見つめあげるじぶんが溶けそうになる
こころが思わずこぼれだす
あなたにとって私が
こんな桜であったらいいのにね