風は さわやかに…
夜になると
ひるに焼けた路上のぬるま風が
暗闇に冷やされて皮膚に届けられる
もう そんな季節に…
やっと そんな季節に…
君は きっとぼんやり夜空の月を眺め
今日の出来事を振り返っているに違いない
そう そうであってくれたらと 願う