境界での やすらぎ
退廃の果実は食べないでおこう

夜に転がっているあれさ

キラキラのきらめきの中にあるあれだよ

すでに灰色に染まっているその夜の街で

癒しの場所をもとめる

スリリングだな

お馴染みの誘惑のフェロモンが くすぐるけど

それほど迷うこともなく 理性のガードを…

はぁ 闇にもれる煙草の煙りが

頬をかすめながら からだに纏わりつく

よどんだ男とおんなのしゃがれた空気を

とぎすまされたDJの音楽が 震動でかき回す

その爆音がこころの芯を温め おれは癒される