朝に想うこと
この純粋にきらめく朝の風景

戸惑いと矛盾を装う私には 眩しすぎる

心地よい春の風が ベランダから

外へ出ておいでよと誘う

閉ざされた心の扉のことを知っているみたいに

もう 街は 動きはじめている

もう 人々は 人生を歩み続けている

私の心の時計は まだ過去をさまよっている

決められた人生のみちに まだなじまぬように