はなびらの橋渡り
川面をなでるそよ風が

満開前の花びらを

ふわふわ飛ばし

川をひとと共にわたって行く

どこかにゆく

まだ 花びらの命は続いている

橋を渡って次の街まで

花のはかなさ はなの大事ないのち

そんなのを 伝えに 次の街まで 跳ねてゆく