ゴールインの詩
何をなやんでるの
だって わたしは一人っ子 あなたは長男
結局は 一緒にはなれないわ
おいおい まだそんなこといってんのか
僕らが決めりゃいいことだよ
誰の許可もいらないよ
僕らが決めたことを 報告すればいいんだ
僕と君が お互い分かり合っていれば
それで充分だ
あとどのように二人の生活を築くか
そのことを もっと考えていこう!

僕には いつのまにか 彼女の楽天さが
うつってしまっていた
ずいぶん すっきりと この難関を
くぐり抜ける手はずを整えていた
古い そして世間体などという殻は
いとも簡単に つきやぶった