広島原爆の日
早いもので63年になるという。小学5年の夏だった。当時は原爆すら知らない日本人だった。
町の噂でマッチ箱ほどの小ささで、町一つを吹っ飛ばす爆弾があると聞いていた。
日本の都市がその被害にあうことなど知る由もなかった。広島と長崎の被爆も何日か経ってから知りえた。

報道管制のためであったかと思う。直後に広島へ入って被爆した人たちは原爆症の認定がされない。裁判でようやく一部の人たちが認められたのだ。

加害者米国の物差しで、基準をつくっている日本は余りにも愚かなのか、経費を節約のために、承知で認定を遅らせているのか。

安心をうたい文句の福田新内閣は名に恥じない、これらの認定を積極的にすべきだ。そうでないとこれらの人たちは救われないままで癌で亡くなって行く。