暑中見舞い
元皇族のR先生よりはがきを頂戴した。こちらからの返信だが、今年の暑さに閉口されてお出でだが、若い人たちからの依頼の講演にお出掛けされる元気がおありとあった。
二年ほどになるお目にかからなくなって。
女子大の学長を退かれて何年になるだろうか。数年前だったと記憶している。
良家の子女を入学させる名門女子大学である。そちらでも人気のお方だったと聞く。素晴らしいお人柄は尊敬という言葉が最も当てはまる方である。霞ヶ関の学習院会館にも同行させて頂いたことが会った。
貴族、皇族の方々の挨拶の言葉は始めも終りも「ごきげんよう」というのも始めて知った。海外も何度かご一緒した。
特別室を嫌い、皆と同じ2人同室がしたいといわれて、私がその役に就いたことがあった。
沢山の礼儀を学ばせて頂いた。生涯の思い出となった。海外では貴賓扱いだから、ゲートも勿論一般のチェックではない別通路でノーチェックで通される。これは良い気持ちだった。