振り替え休日
23日が日曜日だったから今日は休日である。何と休みの多いこと。

昨日テレビで、若い母親が、子育てが大変だから休日をもっと増やして欲しいという。

彼女が勤め人かと思っていたら、旦那が休みで、子育ての協力をしてくれるからという。

われわれ世代の人間からすると、何と楽な子育て主婦の時代と思っている。

農村でも、商売でも、仕事をしながら子守をして、炊事、洗濯は主婦の仕事だった。

洗濯はたらいで手もみでオムツを洗う。母親は皹やあかぎれに悩むのが主婦だった。

サラリーマンの昔なら官員さんの奥さんだけが、女中を置いて、手伝わせ、子守も外から呼んでさせていた。

育児ノイローゼなどと言っている暇はないのが庶民だった。

少子化時代で子育て支援は必要な政策となった。だからといって、外で必死に働く旦那を帰宅してから、休日に手伝わせると言うのは戦後の女性の怠けではなかろうか。

こんなことを言うと政治家さんは票を失うから、ご婦人方には辛口は言わない。

国民総じて、女性に臆病になっている。混んだ電車に乗って、手が隣の女性に間違って触れても、痴漢扱いされる時代である。

男性こそ受難の時代が続いていると私は思う。