7月6日(土) くもり 
「ワンス&フォーエバー」を観て来ました。
久しぶりの☆☆☆☆☆+の作品でした。
この限られた紙面(液晶面)では語り尽くせませんが
感動の覚めやらぬうちに少し書き記しておきましょう。
この映画はベトナム戦争の初期戦、死の谷(イアドラン谷)の戦いのノンフィクションドラマです。
私が今まで観て来た戦争映画とは全く一線を画した作品でした。
アメリカ兵側だけではなく、今まで描かれることの無かった敵側の北ベトナム兵と
其の家族の心情をも細やかに描かれています。
メル・ギブソン演じるムーア中尉とその家族
また其の部下達と家族が戦場へ向かう別れの時・・・・・・・・・

戦場では苦しい戦況の中で次々に仲間が亡くなってゆきます。
一方アメリカに残された家族の宿舎に訃報を告げる電報が次々に届くようになります。
その訃報の電報を中尉の妻と少尉の妻自ら配達人となって、
夫を失った妻達のもとへ配って歩くのですが、
もう、涙で画面がぼやけるほどでした。
残された家族も共に戦っていたのです。
また北ベトナム兵も同様に妻や子を思い、写真や日記を胸に抱き同じ戦いの真っ只中にありました。
まさに其の臨場感と生々しい表現には時々目を覆ってしまうほどでした。
兎に角遠くから打ち合うとか空から攻撃するというのではなく
顔が解るほどの至近距離で戦うのですから。
最後には中尉の号令のもと銃剣をつけて戦いに挑む場面での、
其の凄まじさと残酷さは、溜息と涙なしにはとても観られませんでした。
声高に反戦・平和を叫んでいる映画ではないにも拘らず、
観る者の心に反戦の願い・平和への祈りがじわーっと伝わってくる本当に良い映画でした。
是非若い世代の方に観て戴きたいと切に思ったことでした。


映画を観ながら”死の谷”の字幕文字を目にしたとき詩篇の23章の聖句が浮かびました。

「たとい、死の影の谷を歩くことがあっても、
私はわざわいを恐れません。
あなたが私とともにおられますから。
あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」

詩篇23編4節のみことばです。