創句と写真で振り返る平成19年 その14
9月

     表から 透かせば見える 裏事情

        


 9月23日、
 自由民主党総裁選挙で福田康夫氏が新総裁として選出されました。

 結果は予想通りでしたが、思いの外、麻生さんが票を獲得しましたね。

 マスコミはよってたかって麻生たたきに終始してましたから、
 それからすると大健闘でしょう。
 いくら世論操作しようとしても、最近の国民は、
 特にインターネットで情報を得ている層には
 通用しなくなってきているんじゃないでしょうか。
 インターネットがこんなに普及してないころなら、
 福田さんの一方的な勝利だったに違いありません。

 マスコミは麻生さんが「地方票で追い上げた」などと言っていましたが、
 実際に麻生さんが演説可能だったのは大都市周辺、
 数えるほどしかなかったわけですから、正確な報道ではないですよね。
 地方の党員が自然に反東京という感じになったのではと思いました。

 テレビは、必ずしも事実を伝えていないんじゃないか
 という疑問をもつ人たちが、どんどん増えてきているようにも思えます。
 テレビを見るにしても、そのまま、すんなりとは
 受け取らなくなっているんでしょう。

 テレビの街頭インタビューなんかで紹介される映像だと、
 すでにテレビで誰かが発言していた言葉をそのまま引用して、
 まるでそれが自分の意見であるかのように答えている人ばかり。

 ふだん、なーんも考えてもいないのに、マスコミ情報の中から、
 適当なものを見繕って、それを自分の考えにしているような人たちが、
 未だに存在しているようであります。

 もっとも、テレビにせよ、新聞にせよ、
 「都合の悪い国民の声」などハナから紹介しませんけどね。

 だから、まるでテレビ局や新聞社のサクラ、あるいは広報担当
 みたいな発言をしている「国民の声」が使い回されています。


 いつまで、こんなと、やってるんでしょうかね。
 見え見えじゃないですか。

        


 今回の麻生票は、確かに麻生さん人気もあったかも知れませんが、
 むしろ、論功行賞をあてにして、
 恥も外聞もなく福田さん支持にまわった永田町や
 情報操作したマスコミ関係への反発票ということが
 いえるかも知れません。

 表より、裏側はどうなっているんだという人たち、
 今回は特に多かったんじゃないでしょうか。

 なーんてね、あんまり、こういうことは
 ブログで話題にしない方針なんですけど…。

 今回、2人の候補者に対して、特別なものは感じませんでしたが、
 2人を取り巻くさまざまなことが、なんだか醜悪に見えました。
 いつにもまして。

 いくつものシナリオがあったと思います。
 最初に露出したものの影響は相当大きかったじゃないですか。
 その後、事実が判明したのですが、時すでに遅しみたいな…。


 まあ、分かる人には分かると思いますけども…。




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